バイオハザードシリーズ ゲーム用語

バイオハザードシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 02:01 UTC 版)

ゲーム用語

組織等

ラクーンシティ

シリーズ初期において物語の中心となる、アメリカ中西部の架空の工業都市。

S.T.A.R.S.

"Special Tactics And Rescue Service"の略。ラクーン市警察が保有する特殊部隊。各分野のエキスパートから構成されている。主人公のジル、クリスなどが所属していた。

R.P.D.

"Raccoon Police Department"の略。ラクーン市警。ラクーンシティの警察機関で、街の規模に合わせて十分な数の警官を確保し、常時勤務させている。バイオハザード大発生時においては、宿直の警官から非番の警官まで総動員し、対応に追われていたが、署内に残っていた警官のほとんどは署長ブライアン・アイアンズの策略で脱出できず、無意味な死を遂げることとなる。

同市警察の特殊部隊『S.T.A.R.S.』は、『0』『1』のアークレイ山中事件にてメンバーの大半が殉職し、機能停止となってしまっていた。その代わりとして、急遽R.P.D.選抜警官隊が創設された。同部隊はS.T.A.R.S.に代わり、ラクーン市警のSWATとして機能するはずであった。そのため、S.T.A.R.S.ほどではないが隊員たちは厳しい選考課程を突破した、優秀なラクーン市警の選抜警官である。主な武装はベネリM3H&K MP5A5

災害が発生した当初は、署内で同部隊が大いに活躍すると期待されていたが、ゾンビの数は市警の予測を遥かに上回っていたため、出動後に間もなく壊滅する様子が『3』のオープニングにて描かれている。

アンブレラ社

アンブレラ社を象徴する赤と白の社章。社名の由来は「(アンブレラ)で人類を庇護する」という意味である。社章の由来は『VILLAGE』で登場した村の洞窟にあった紋章をそのまま流用したものである。

国際規模で事業展開している1968年創設の巨大製薬企業。秘密裏に生体兵器の研究開発・販売を行なっていた。『赤と白の傘』の社章が特徴。ラクーンシティの事件後、主人公達の活躍とアメリカ合衆国連邦政府による業務停止命令によって株価が暴落し壊滅したが、2007年に会社更生法の適用により対バイオテロ専門の民間軍事会社として再建され、社章も『と白の傘』に変更された[49]

B.O.W.
"Bio Organic Weapon"の略。アンブレラ社がt-ウィルスを用いて作り出した生体兵器。
ハンターやタイラントがこれにあたる。ゾンビやクロウなどは、アンブレラが意図的に開発したものではなく、バイオハザードの際、偶発的に発生した個体なので、B.O.W.には含まれない。
アンブレラ崩壊以降は、様々な所にt-ウィルスをはじめとする複数種類のウィルスやB.O.W.が広がったため、世界中でバイオテロを引き起こす要因となってしまっており、さらには、それらを元に新たなウィルスが独自に生み出されたり、別の生物を扱った今までにない新たなB.O.W.が増えてきており、多様化もしてきている。
U.B.C.S.
"Umbrella Biohazard Countermeasure Service"の略。主に傭兵で構成されるアンブレラ社の私兵部隊。
U.S.S.
"Umbrella Security Service"の略。アンブレラ社が保有する保安部門。アンブレラに不都合な人物や証拠を抹殺するなど同社の「裏の顔」を象徴する組織。
H.C.F.
"Hive (もしくは Host) Capture Force"[50] の略。アンブレラと敵対関係にある組織。規模は不明であるがアンブレラと同程度の技術を有し、B.O.W.の運用も行っている。この部隊にはエイダや、『CODE:Veronica』当時のウェスカーなどが所属する。『7』での事件の発端になったエヴリンという少女に投与されたE-ネクロトシキンの開発に技術協力していたことが作中終盤で明らかにされている。

BSAA

Bioterrorism Security Assessment Allianceの略。「アンブレラ社の瓦解によって拡散した生体兵器が世界中で悪用される」という事態に直面した製薬会社の組合「製薬企業連盟」が国際世論からの責任追及を危惧し、共同で資金を拠出して2003年から2004年にかけて結成されたバイオテロ対策部隊。

設立当初は民間の一団体に過ぎず、各国の警察や軍隊がバイオテロに関する事案を扱う際にオブザーバーとして関わる程度で、先に設立されていた同じく対バイオテロ組織「FBC」の補助的な存在でしかなかったが、2005年にクイーン・ゼノビア事件をきっかけとしてFBCが解散し大部分がBSAAに吸収されたことに加え、これまで以上にバイオテロの脅威が増していく中で補助的な役割ではすぐに限界が来ることは見えていた。そこで直接的にバイオテロに対処するための即応性のある実動部隊を編成することが求められ、一民間組織から国際連合管轄下の公的組織として再編されるに至った。場所や国を問わず迅速に活動できるように、バイオテロや関連する事件が起きた際は当事国がBSAAに対して無制限の活動権限を与えることを大半の国連加盟国(一部の国は条件付きではあるものの)が承認し、世界規模で迅速かつ大規模な活動が可能となった。

欧州に本部を構え、世界各地に支部(北米・南米極東中東東部アフリカ西部アフリカオセアニア)を持ち、バイオテロの情報収集・予防・制圧を行なっている。予想外の事態によって派遣部隊が危機的状況に陥ったり全滅したりしても、撤退を命令するのではなく増員を送るなど、隊員の人命よりも作戦の完遂を優先する傾向が強く、作中でもそのように描かれている。

BSAAの隊員には大きく分けて2種類存在している。

1つはSOU(Special Operations Unit)と呼ばれる特殊活動部隊であり、各国の軍隊・警察・特殊部隊・諜報機関などの経験者たちで構成される実戦部隊(アルファ・チーム、デルタ・チームなどの複数のチームが存在する)。一個チーム12名編成で構成され、B.O.Wや変異体などの駆除を任務としている。それゆえに殉職率の高い危険な仕事であり、遺体も原形を留めない場合が多い。『5』ではダン・デチャント、ジョッシュ・ストーンが、『6』ではエージェントから実働部隊に異動したクリス・レッドフィールド、『HI』では欧州本部に所属しているパーカー・ルチアーニが相当する。

もう1つはSOA(Special Operations Agent)と呼ばれる隊員であり、SOUのバックアップを行うほか、テロ組織やブラックマーケットおよびその売人の調査などの情報収集活動を行う、通称「エージェント」。先の実戦部隊とは違い、主に1-2名の極少数での捜査、諜報活動を任務とする。『5』では、クリスとシェバ・アローマが2人のみでブラヴォーチームとして活躍している。『マルハワデザイア』(以降『MD』)では、単独でメラ・ビジが活躍している。

エージェントには各種の技術や戦闘能力だけでなく、心理的適性も大きく考慮されて抜擢される。また、SOUと違って単独行動が多いために技量がSOUより高く見られることもあるが、前述通り心理的適性が大きく考慮される形が多いことから、実際の戦闘能力面はSOUの方が高いことも少なくない。また、極少数での活動ゆえ、多数の敵に襲撃されるとピンチに陥ることもしばしばある。『5』では、クリス、ジル・バレンタイン、シェバ、レイナード・フィッシャーなどが、『MD』ではメラが相当する。

さらに、特に優秀なエージェントはレベル10の行動権が認められており、支部を越えた捜査や作戦の参加などが認められるようにもなっている。作中では、クリスが該当する。

『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』でクリスとジルが所属した対バイオハザード私設部隊が前身になっており、クリスやジルなどBSAAの創設メンバー11人は、「オリジナル・イレブン」と呼ばれる。国連の公的組織になった後も製薬企業連盟から批判逃れと宣伝目的で多額の出資を受けているため、製薬企業連盟が未だに大きな権限を持っている。

装備・戦力

世界各地に展開する国際的な組織という側面から、隊員の装備品はS&W M29コルト・パイソンM1911グロック17ベレッタM92FベレッタM93RベネリM3M4A1SCARACRSG556G36レミントンM700H&K PSG1M24E1 ESRRDI ストライカー12M134RPG-7など、様々な国で製造されたものとなっている。

機動戦力として、陸上ではハンヴィーVAB装甲車(火力支援型)、イヴェコ LMV(『VD』ノベライズ版)、航空機はF-16UH-1UH-60CH-47V-22を保有している。他にも海上戦力がある。

さらに、『VILLAGE』ではクリスにすら知らせずに人型のB.O.W.を兵士として戦力に用いていたことが明らかとなっている。

ハウンドウルフ隊

クリス率いるBSAAの精鋭部隊。元々BSAA内の特殊部隊であったが、ハウンドウルフ隊を私的に利用した事や、BSAAのコンピューターに無許可でアクセスした事が発覚し、目を付けられたので隊員と共にBSAAを離反、以後はクリスの私兵として活動しているのか新生アンブレラの部隊として行動しているのかは不明。

その他の組織

DSO
Division of Security Operationsの略。
レオン・S・ケネディとシェリー・バーキンの所属する、アメリカ大統領直轄のエージェント組織。
2011年に、年々深刻化するバイオテロの脅威から国家を守る目的で、アダム・ベンフォード大統領の提案と指示により下記のFOSと共に発足された。所属するエージェントたちは様々な組織から選抜され、国家および大統領のために戦う彼らの行動は「絶対的な正義」と見なされている。
設立当初から所属するレオンらエージェントの挙げる働き・成果は目覚ましいものとなり、設立からわずか2年で大統領の剣と評される程に成長を遂げた。なお、レオンが『4』(2004年)の時に所属していた組織とは別物である。
FOS
Field Operations Supportの略。
DSOと同様、アダム・ベンフォードの呼び掛けにより2011年に設立された組織。
DSOを始めとする世界中に散らばる合衆国エージェントの統括およびそのサポートを任務としており、それを行うオペレーターの連携を強化することも目的としている。FOS設立には、レオンやイングリッド・ハニガンも深く関わっている。
FBC
Federal Bioterrorism Commissionの略。
ラクーンシティ壊滅後、2001年に設立されたアメリカの対バイオテロ部隊。合衆国政府が裏でアンブレラと癒着し、B.O.W.の開発や取引をしていたことが公になることを避けるために設立された。
2004年に、テラグリジアでテロ組織「ヴェルトロ」が起こしたバイオテロ(テラグリジア・パニック)を鎮圧。しかしそのテロは、FBC初代長官のモルガン・ランズディールが、FBCの組織としての地位を確固たるものにするために起こしたものであった。翌2005年のクイーン・ゼノビア事件の際に、クリスやジルらBSAAの活躍によってその真実が暴かれ、モルガンは逮捕。それがきっかけでFBCは解体され、装備や人員の大半がBSAAに吸収された。
2011年には、元FBCでモルガンの右腕であったニール・フィッシャーが、FBCの再建を目論み、クレアやモイラ達NGO団体『テラセイブ』のメンバーを意図的に孤島に拉致して、バイオハザード事件に巻き込んだ。
テラセイブ
バイオハザード ディジェネレーション』(以降、『DG』)で初登場したNGO団体。
『DG』および『バイオハザード リベレーションズ2』(以降、『RV2』)にて登場したクレア・レッドフィールドや、モイラ・バートンが所属している。
BSAAと違い、バイオテロを直接的に制圧するのではなく、バイオテロや薬害に遭った人々の支援と救済、バイオテロや薬害を引き起こした企業等の糾弾・監視を主な仕事としている。
バイオテロの被災地に直接赴いたり、特に後者の仕事内容から敵も多く、BSAA程ではないが職員の殉職率も高い。その為、クレアのように銃が扱え、なおかつB.O.W.との遭遇の際もある程度対処している様子もある事から、それなりの戦闘訓練を積んだメンバーもいるようである。
ただ、『DG』において元職員のカーティス・ミラーがバイオテロを引き起こしたり、『RV2』において職員のニール・フィッシャーが自らの欲望のためにテラセイブメンバーを巻き込んだバイオテロに加担したりと、不祥事も少なくはない。
トライセル
『5』に(厳密には『DG』のエピローグから)登場する世界的製薬企業。BSAAの設立に関わった製薬企業連盟の理事企業であり、『DG』に登場した製薬企業のウィルファーマ社を吸収するなどの成長を見せる。しかし、裏ではアンブレラと同様にB.O.W.の研究開発を行っており、『5』でのキジュジュ自治区のバイオテロに深くかかわっている他、アルバート・ウェスカーによる「ウロボロス計画」にも関与している。クリスらBSAAの活躍で「ウロボロス計画」が阻止されウェスカーが倒された後、2011年時点(『RV2』)では壊滅している。
ファミリー
『6』に登場するディレック・C・シモンズの出身となるシモンズ家一族が創設した組織。
古来より「世界の安定」を目的としており、その巨大な組織力と莫大な資金、世界中に張り巡らされた情報網を駆使して世界を裏で操作しながら、暗躍してきたとされている。ただし、「世界の安定=シモンズ家にとっての最も有益な形となる世界」であることを安定と定義しているため、必ずしも世界平和を掲げているわけではない。
『6』の作中では、エイダ・ウォン(カーラ)が、「今日までの世界を作ったのは、あなた(シモンズ)とそのファミリーよ。」と断言している他、エイダ・ウォン(オリジナル)も、「実際にこの国(アメリカ)を作り、牛耳っている連中」と称している。
歴史の変化により安定の定義は異なるが、『6』ではアメリカを頂点とするピラミッド型の勢力図であることを安定と定義しているため、それを破綻させたり変革しようものなら、国家や大統領であろうとも容赦なく断罪を加える。また、安定のためなら手段を選ばず、たとえ無関係の人間がいくら巻き込まれようとも意に介することなく実行する。
このように、かなり冷酷非道な方針をしているが、それは組織内でも徹底されている。作中でシモンズが強化型C-ウィルスで変異した際には、その異形を見た途端に彼を見捨てて新しい長を立て、引き上げている。

ウィルス

始祖ウィルス

アンブレラ創始者のオズウェル・E・スペンサーが貴族仲間のエドワード・アシュフォード、学友であり、自身と同じ科学者であるジェームス・マーカスらとアフリカの古代遺跡の深奥部に咲く「始祖花」から発見した架空のウィルス。
ウィルスと適合する遺伝子を持つ生物は、遺伝子構造を劇的に変化させ、優れた身体構造に作り替えるが、非常に毒性が強く、適合しない生物はたちまち死亡する。
名称としての登場は『0』からであり、後に開発されるt-ウィルスや、G-ウィルスなどの様々なウィルスの原型となる。
このウィルスの発見が、洋館事件やラクーンシティ事件等の数々のバイオハザードや、バイオテロを引き起こすきっかけとなり、それらと主人公達の戦いのきっかけともなった。
発見のきっかけは、海運貿易会社「トラヴィス商会(『5』に登場するトライセル社の前身)」のヘンリー・トラヴィスが残した見聞録「博物総覧」を読んだスペンサーが、アフリカの地下古代遺跡に咲く「始祖花」についての記述に目を留め、マーカスにそれを話したことであった。
『5』で確認できる文書によると、「始祖花」は現地では、『太陽の階段』と呼ばれており、食せば絶大な能力が獲得できると言われており、マーカスはこれを花に遺伝子の変化を引き起こす何らかの物質が含まれると仮説を立て、実際に現地に向かった。現地に住む先住民族ンディパヤ族の妨害に合うも、どうにか掻い潜って始祖花を発見した。その後、花を詳しく調べた所、未知の新種のウィルス(始祖ウィルス)が発見された。
発見当時の技術では変異性の高い始祖ウィルスそのものの培養は不可能であったため、当初は始祖花そのものを持ち帰り栽培を開始したが、花自体は適応力の高さもあって成長は早かったものの、あらゆる検証の結果現生地以外では始祖ウィルスが発生しないことが分かり、マーカスはスペンサーらと、「アンブレラ」を創立した後、弟子のブランドン・ベイリーを現地に向かわせて始祖花からウィルスを抽出させて、自分たちに送り届けさせる形でウィルス研究が開始された。
その後、アフリカにアンブレラ研究所の完成と始祖ウィルスの培養方法の確立に伴い、ウィルスの培養元はこの研究所に限定し、人事異動も最小限に抑えられ、アフリカ研究所から異動した研究員は監視が付けられる等、徹底した厳重な管理が為される事となった。そしてラクーンシティ事件の後は、アフリカ研究所を閉鎖する事で始祖ウィルスの在処は一部の限られた人間しか知り得ない存在となった。
劇中では、「Genesis Virus(創世記ウィルス)」と呼ばれている。

t-ウィルス(t-Virus)

『1』から登場する架空のウィルス。
アンブレラ創設者の1人、ジェームス・マーカスによって始祖ウィルスをヒルに投与して変異したウィルスを改良して人為的に開発された。
正式名称は『Tyrant Virus』。「Tyrant」は「暴君」を意味する。
『0』までのシリーズと、実写映画版での作品では「T-ウィルス」と表記がなされている。
試作型ウィルス
『アンブレラクロニクルズ』『5』などで明らかになった架空のウィルス。『試作型t-ウィルス』とも。
アルバート・ウェスカーが旧友のウィリアム・バーキン博士から受け取ったもので、液状化した状態での色は紫色。
これに感染した生物は、死亡時にウィルスによって細胞の再構築が行われ、バーキン博士の動物実験による検証の結果、70%の確率で死亡前よりも身体能力が発達した強化蘇生、20%の確率で強化等が起きない通常蘇生、残り10%で蘇生しないとの事。この強化蘇生はt-ウィルスにおける「V-ACT」効果と類似点があるが、関連性は不明。
『1』における"洋館事件"の際、自らの死を偽装するためにアルバートがこれを用い、強化蘇生に成功。以降は強靭な耐久力と筋力、高速移動能力を獲得した。『5』では試作型故に不安定なため、ウィルスとの共生バランスを保つために専用の安定剤「PG67 A/W」を定期的に適量投与する必要がある事が判明し、さらにこの試作型ウィルスはスペンサーによって秘密裏に行われていた「ウェスカー計画」の産物であり、バーキン博士がアルバートに手渡したのも友情以外の理由があった事も明らかになった。

G-ウィルス(G-Virus)

『2』『DC』『DG』に登場する架空のウィルス。『5』『6』では文書ファイル上で名前のみ登場するが、特に『6』におけるバイオハザードの元凶となる新型ウィルスの開発に用いられる型でも登場する。
t-Veronicaと並び、『始祖ウィルス』ベースの改良型ウィルスの中でも、上位に位置しており、t-ウィルス以上の脅威を有する。
また、t-ウィルスよりも上位に位置しているため、t-ウィルスの効果を一切無効化し、悪影響を全く受けない。
ウィリアム・バーキン博士が始祖ウィルスを改良した試作段階ウィルスの被験者(リサ・トレヴァー)の体内から発見し採取した未知のウィルスをベースにして研究や実験、改良を重ねた結果、誕生した。色は紫。リメイク版の『1』で確認できる観察記録書によると、始祖ウィルスの投与からG-ウィルス発見に至るまでには実に21年もの歳月が掛かっていたようであり、その間に熟成された所に、フランス研究所から取り寄せた寄生生物「ネメシス」のプロトタイプを取り込んだことで突然変異を起こした結果、G-ウィルスの誕生に至ったと記されている。
このウィルスは、他の始祖系ウィルスに比べて未知なる構想の上に成り立ち、兵器の概念からも逸脱した存在である。本来、一度生体内の遺伝子に変異を起こした生物は進化の袋小路に入ってしまい、それ以降ウィルスによる突然変異を起こすことはほとんど無いが、G-ウィルスが他の始祖系ウィルスと一線を画している理由はここにある。始祖系ウィルスに感染した生物(特にt-ウィルス系統の生物など)は変異を起こすが、それはウィルスの遺伝子により構造変化させた物であり、宿主生体内の遺伝子が突然変異を起こすのは希である。ウィルスの活性化によって生体内の遺伝子が再構築される場合もあるが、それには外的要因が必要であり、変異もある程度の予想の範疇にある。
このウィルスに感染した生命体[注 30]は、外的要因を必要とせず自発的な突然変異を続けるため、死ぬまで予測不能な進化を繰り返すようになる。多大なダメージによる生命危機からの超回復の過程でも進化が起こる。それが短期間であった場合は、劇的な進化が断続的に起こる場合もある。繁殖能力も備えることによって、"胚"の植え付けによる繁殖本能にしたがって行動するようになり、知能も自我もほとんど失ってしまう[注 31]
死者をも蘇らせる効力を持つとされるが、『2』の劇中にて変異したウィリアムはまだ瀕死状態であり、完全に息絶えていたわけではなかったため、死者の蘇生の点については未知数である。
生物としては完全とは言い難いため、胚を植え付ける相手は、自分と遺伝情報が似通った者でなければ、不完全なG-生物が生まれるだけで、まともな繁殖すら儘ならない。そのため、感染者の血縁関係の濃い人間を標的に追い掛け回す傾向がある。胚を植え付けられた相手の遺伝子情報が植え付けた側と似通っていた場合、植え付けられた胚は宿主の体と融合し、完全なG-生物化することになる。G-生物となった人間はウィリアムを例に取ると、最初は人間の姿を保っているが、右肩に巨大な目玉が生成され、腕が肥大化する。進行すると頭部が別のものに置き換わり、脇腹の部分から新しい腕が生えるなど、人間の姿はほとんど失われる。そして、最終的には触手を持つ巨大な肉塊の生物になってしまった。胚を植え付けられた者の対処法は、G-ウィルス用ワクチン「DEVIL」を投与する以外に手立てはないが、それも胚が初期段階にある時のみに限られ、G-生物としての進化が始まった時点で投与してもウィルスの侵食はもはや止められない。投与しない場合、胚がその人の体に合わなければ、拒絶反応を起こして宿主の体を内部から破壊してしまう(宿主は死亡する)。この場合は不安定なG-生物が複製される。なお、「DEVIL」の色は『2』のムービーでは薄い緑色で表現されている。
『biohazard archives』によると「DEVIL」とは、G-ウィルス抗原体の事で、Gの持つ特性の裏を付いたものである。G-ウィルスに感染した生物は激しい拒絶反応を受けない限りは、長い時間を掛け、宿主と融合をしていく。これが完了すると、従来の細胞とG-ウィルスによって生み出された細胞とそっくり入れ換えられ、完全なG-生物に進化する。逆を言えば、融合過程において抗体を受け付けられる余裕がある事を示しており、加えて早期の段階であれば、対G用抗原体が感染者の体内で有効作用する事を示している。ただ、G-ウィルス全てを駆逐出来る訳ではなく、体内にはG抗体が形成され、一部のウィルスは形を変えて残る。G-ウィルス感染者の中でこの状態となっているのは、現在の所、シェリー・バーキンのみである。また、この状態になった感染者はウィルスの影響により、重傷を負っても瞬時に再生したり、肉体の老化の大幅な遅れや、停止などの特徴がある。
このワクチンの生成方法は特殊であり、活性処理機「VAM」と呼ばれる装置を用いる必要がある。この装置にワクチンベースを収納したカートリッジをセット、処理機を稼働させ、ワクチンベースが自動的にカートリッジにセットされた後に取り外す。これをP-4レベル実験室の生成機にセット。生成プログラムを起動させることで自動生成が始まり、10秒程度で処理が完了し、ワクチンが完成する。このワクチンは非常にデリケートで、微かな振動、衝撃、温度変化により変質してしまうため、取扱いには十分注意が必要となる。
アルバートは始祖ウィルスにt-ウィルス、G-ウィルス、t-Veronicaを融合させて強化しようとしたが、始祖ウィルス側の毒性が強すぎたため頓挫しており、ウロボロス・ウィルスの完成まではジルの持つ強力なt-ウィルス抗体の発見まで待たねばならなかった。
先述した通り、G-ウィルスに感染した生物は、非常にタフな肉体を有する上、死ぬまで予測不能の進化を遂げること、ワクチンが一定段階進化が進んでいると効果がないこともあり、制御が非常に困難であるとの結果が出ており、このウィルスによるB.O.W.研究はなされず、事実上の凍結状態となってしまっている。それでもこれらの性質故に悪用された場合の危険性も高く、BSAAの内部文書ではG-ウィルスを用いたバイオテロが確認された場合にはBSAA全支部の警戒レベルが「10」に引き上げられることや、支部を超えての作戦行動の必要がある旨が記されている。
なお、上記にもあるが、『6』ではカーラー・ラダメスによって新型ウィルス「C-ウィルス」開発に用いられており、このウィルスにより誕生したジュアヴォなどは、ダメージを受けた箇所が再生の過程で変異を起こしたりするなど、G-ウィルス感染者と似た特徴がある。
t+Gウィルス
『GS4』に登場。
文字通り、t-ウィルスとG-ウィルスを組み合わせて開発されたウィルス。色は淡い緑色。
このウィルスを投与された生物は適合すると、電気を発生させる作用を有するようになる。加えて生物をメス化させる作用もあり、作中のモーフィアス・D・デュバルは体型が女性のようになり、口調も女性的、足先もハイヒールを履いたかのような形に変化し、片腕が肥大化、鋭い爪を有するなどの姿に変化した。
多大なダメージを受けるとウィルスが暴走を起こし、肉体が異常に肥大化し、G第5形態のような肉塊の生物に変貌させる事も確認されている。

t-Veronicaウィルス

『CV』『DC』に登場する架空のウィルス。
アンブレラの研究員の1人、アレクシア・アシュフォードによって始祖ウィルスに女王アリと植物の遺伝子を融合させる事により、開発された。
『0』までの作品では「T-Veronica」と表記がなされている。

ウロボロスウィルス(Uroboros Virus)

『5』『RV2』に登場する架空のウィルス。
名前は「完全な世界」「死と再生」「不老不死」「無限」の意味を持つギリシャ語、尻尾を咥えた龍「ウロボロス」に由来する。『RV2』だと色は紫色。
ウロボロスウィルスは、『t』『G』『t-Veronica』それぞれのウィルス、そしてプラーガを手中に収めたアルバート・ウェスカーが、それらの持つ共通項である感染者の自我崩壊、知能欠如、身体的異変という欠点を克服し強制的な進化を起こさせるべく、始祖ウィルスをベースとしてその始祖ウィルスの源泉である植物「始祖花」から生成させた完全な新種のウィルスである。
このウィルスは人間の遺伝子に作用し、適合すれば投与された者の精神や外観を損ねる事無く知性的、肉体的な超強化を及ぼすが非常に毒性が強く、初期の頃は被験者をたちどころに死亡させてしまい効果の程を確認する事すら困難を極めていた。しかし偶然にもアルバートが捕獲したジル・バレンタインをウィルス実験にしようとした所、彼女の体内に存在していたt-ウィルス抗体がウィルスの毒性を弱める効果がある事を発見、これを応用し、そこからさらに研究が重ねられて遂に実用可能となる。
前述の通り、適合者に対しては劇的な進化をもたらすが、不適合であった場合は直ちに暴走を起こして感染者の肉体を支配、体中から無数の黒い触手状の嚢胞を生やした不定形のクリーチャーへと変質させてしまう。これは本来アルバートの求める結果とは異なるものであるが、進化に適しない人類の抹殺を考えていた彼の目的と一致するため、この欠点は無視される形となった。
さらに、感染力、汚染力共に非常に強力で、適合出来なかった感染者はありとあらゆる有機物を吸収して増殖し続けていくため、新たな増殖の源を求めて非感染者に容赦なく襲い掛かるので、一度感染者が外に出てしまうと、その場を汚染するだけに留まらず、生物から生物に感染して最終的には世界中に拡がりかねない程の危険な存在となる。
死体にこのウィルスが入り込むか、投与した場合、直ちにウィルスが死体の運動を司るようになり、再び活動を開始するようになる。t-ウィルス、C-ウィルスのゾンビや、t-phobosによって生み出されるアフリクテッドはあくまで生きた人間の体が壊死していきゾンビと化したり、自我と理性を破壊して怪物化するものであったが、こちらは死体が甦るという意味での文字通りのゾンビを生み出す結果となっている。この特性を利用して、レヴェナントを始めとする、人間の死体を金属等の無機物と一緒につなぎ合わせたB.O.W.が多数製造されている。
『5』では、投与された人間は全てウィルスと適合できず、怪物化してしまっており、現時点でこれに完全適合出来たのはアルバートのみとなっている[注 32]。『RV2』でも完全適合には至らなかったものの、『5』のウロボロス・ムコノ以上に適合条件に近い者もいたため、ウィルス嚢胞に飲み込まれたクリーチャーは登場していない。
また、ウロボロス・ムコノのように、ウィルスと適合し切れなかった個体でも適性がある程度高い場合、より手強い個体に変異するケースもある。さらに、ウロボロス・アヘリのように、人間の死体などの多量の有機物を摂取した個体は並外れて巨大な個体に変化する他、ニール・フィッシャーやアレックス・ウェスカーのように、適合者の遺伝子に限りなく近い遺伝子を有していた場合、ウィルスの増殖と暴走をある程度抑え込む力があり、それによって異形ながらも人の形を留められており、自我が残っていてなおかつ、さらに強力な個体に変異したケースもある。
また、リーパーのように黒い嚢胞を一切出さないで耐久性、戦闘能力を増大させて変異したケースも存在する。

t-Abyssウィルス

『RV』に登場する架空のウィルス。色は赤色。
深海魚から発見されたジ・アビス(The Abyss)と呼ばれるウィルスの遺伝子を、t-ウィルスと融合させることで開発された。「t-アビス」とも表記されることがある。
FBC長官モルガン・ランズディールの主導により開発された、t-ウィルスの改良型に位置付けられるウィルスである。ジ・アビスの遺伝子により、t-ウィルスでも不十分であった水溶性の効果や異種間感染の範囲が増大された事で、海水にウィルスを流して汚染する用法や海洋生物ベースのB.O.W.制作が更に容易なものとなった。そのため従来のウィルス兵器とは異なる「海洋性ウィルス」のジャンルで扱われる。
当初のt-ウィルスとジ・アビスを直接組み合わせた試作型は効力が強過ぎて、被験体の身体組織が急激な変異に耐えられず液状に崩壊してしまう程であったが、これを敢えて抑え込ませ、定着を図る事でウィルスは安定化し「t-Abyss」の基本形が完成。モルガンはそのウィルスをテロ組織ヴェルトロに渡し「テラグリジア・パニック」を引き起こさせ、その一方でヴェルトロに提供した豪華客船クイーン・ゼノビア内の極秘裏に建造された研究施設で、テロ活動との同時進行でウィルスの研究を続行していた。最終的に隠蔽工作も兼ねてゼノビアとその姉妹船セミラミス/ディードに意図的にt-Abyssをばら蒔き、バイオハザードを発生させ、沈没したディード以外の二隻を海上で隔離された実験場とする事により、感染体のサンプルを大量に確保。本来ならば長期間の小規模な実験から抗体を見出し、兵器として必須となるウィルスとは対を成すワクチンを生成しなければならなかったが、この一連の行動によりワクチンの完成は劇的に早まり、t-Abyssは確固たるウィルス兵器となった。
感染者の細胞膜と融合すると、変異のため過剰に水分を吸収させた後に浸透圧で異常に膨れ上がらせ、やがて周囲の細胞膜と溶けるように融合を続ける。このプロセスを全身で繰り返す事で感染者を変貌させてゆく。
ウィルス自体の感染力は非常に強力で、例としてはレイチェル・フォリーはこのウィルスに人間が感染して生まれたウーズに襲われて殺された後、短期間で変異を起こし、彼女自身もウーズと化してしまっている。中には、ウィルスに耐性のある人間も存在するが、侵食を遅らせるというだけで、感染を防ぎ止められる訳ではないため、感染者はウィルスに侵されていく事を自覚しながら、自我を失い、ウーズとはまた別の化け物に変異を遂げた個体も存在する。
汚染力に到っては、海にバラ撒けばその範囲を汚染しただけに留まらず、海洋生物やバクテリアを通じてウィルスは爆発的に増殖を続け、最終的には地球上の海全域が汚染される計算が出た程の極めて凄まじいものである。故にワクチンの開発は必須であり、かつ迅速に行わなければ制御不可能な状態にもなりかねないレベルであったと言える。
また、ジャック・ノーマンのように、感染という形ではなく、身体への直接投与や、経口摂取等を長期間行うと、ウーズやレイチェルとは全く異なった変異を引き起こす事も確認されており、その変異を起こしたノーマンは、理性こそは失われていたが、とある人物に対する憎悪から辛うじて自我を保った状態にあった。

C-ウィルス(C-Virus)

『6』『MD』に登場する架空のウィルス。
ディレック・C・シモンズに新型ウィルス兵器開発を指示された科学者のカーラ・ラダメスにより2001年頃から研究、開発され、物語本編の半年前の2012年12月頃にイドニア共和国でその存在が確認された新種のウィルス。色は淡い緑色。
始祖ウィルスから抽出した「DNAを変異させる特性」にt-Veronicaを組み合わせた「t-02」に、シェリー・バーキンから採取したG-ウィルスを融合させた事により誕生した。これに関しては、BSAAの研究員がこのウィルスに関するメモを残しており、上記の通りt-VeronicaとG-ウィルスを合わせた上で進化させたのがこのウィルスであると推測していた事、これほどのウィルスの開発は並大抵の頭脳では開発できないと舌を巻いていた事がうかがえる。
上記の開発経緯により、t-VeronicaとG-ウィルスの特徴を合わせ持った形となり、感染者の知能を保ちつつの肉体の変異を可能としている。また、変異の過程でサナギ化し一旦活動を停止するが、その中では更に激しい変異が繰り返されており、その後"完全変異種"と呼ばれる姿となり、サナギを破り出てくる。この完全変異種はいくつかの個体が確認されている。また生命活動が停止した際は体が燃え上がり灰化する。
感染対象が人間の場合、感染の仕方によって変異が異なっており、空気感染の場合はゾンビになり、投与される形での感染の場合はジュアヴォとなる。また、このウィルスで生み出されたゾンビは、t-ウィルスと違い、筋肉組織の劣化や、知能の喪失は少なくなっているため、手に持っている武器や道具で攻撃を加えたり、走ったり、飛び掛かる等、t-ウィルスのゾンビには見られなかった動きを見せている。また、投与による感染でも個人差があるようで、デボラ・ハーパーや、フィン・マコーレの様に感染しても、ジュアヴォにはならずに直接的にサナギ化し、完全変異種にへと変異するものもいれば、ビンディ・ベルガーラのように投与しても、自我を喪失せずにジュアヴォに近いB.O.W.へと変異するものも存在する。また、ナナン・ヨシハラのように死亡後に投与しても変異を起こさせ、蘇生させる事もある。希にジェイク・ミューラーのように投与感染しても、全く変異を起こさせないほどの強力な抗体を有している例も存在する。ジェイクのこの稀有な体質が後にC-ウィルスのワクチンの開発に大きく貢献していく事となる一方で、逆により強力な作用を有した強化型C-ウィルス開発にも繋がっている。
また、ゾンビ化の要因はt-ウィルスで変異したゾンビのように、噛まれるなどによる接触感染は起こらず、青いガスによる空気感染のみである模様。実際、作中でゾンビを用いたバイオテロを引き起こす際、ウィルスの流出ではなく、青いガスを内包したB.O.W.やミサイルを用いており、リッキー・トザワは感染者に噛まれても、ゾンビ化することなく事なきを得ている。
更にウィルスとの適合性が高い人間に投与した場合、ジュアヴォとは異なる変異を引き起こす事もある。作中では、ウスタナクがこれに該当する。
また作中の文書ファイルによると、このウィルスはディレック・C・シモンズによって、エイダ・ウォンに瓜二つの人物を造り出すために、彼独自の研究が重ねられており、その過程で、生物(トカゲ、ハエ等)の遺伝子を組み込んだC-ウィルスを人間に投与するとその人間がサナギ化した際、組み込まれた遺伝子の生物の特徴を色濃く受け継いだ個体の完全変異種に変異して誕生することが発見され、この特性を応用することを思い付いたシモンズによって研究が進められて行き、最終的には当初の目的であった「エイダ創造」の他、一つのC-ウィルスから様々な完全変異種が誕生させられるほど、ウィルス兵器としての実用性を高める結果となっている。ただしシモンズはあくまでもエイダを造り出すことが目的であったため、後者は副産物に過ぎないとされている。
C-ウィルスのCの語源は「Chrysalid」(サナギ)。
強化型C-ウィルス
『6』本編終盤にて登場。色は赤色。
C-ウィルスにジェイク・ミューラーの血を混合させ、強化させたもの。作中の文書ファイルでは、「強化C-ウィルス」と表記されている。
こちらは通常のC-ウィルスと違い、サナギ化の過程を経ることなく肉体を変異させる作用を有し、さらに驚異的な不死性を備え、なおかつ知能の低下が見られないなどの特徴が存在する。また、強靭な精神力があればウィルスを制御することも可能で、投与された個体によって変異した後の姿は異なる。事実、投与されたシモンズはレオンたちへの復讐に燃え上がり、獣や爬虫類を模した姿などに何度も変異を繰り返しながら復活し、自我や知能の喪失が見受けられず、カーラは不定形の泥のような姿に変異、エイダに成り代わろうとする意思と、シモンズに対する激しい憎悪によって辛うじて自我を保った状態となっており、ピアーズ・ニヴァンスは右腕が電撃を放つ異形の腕に変異、窮地に立たされたクリス・レッドフィールドを助け出すという強い使命感を持っていたため、肉体が侵食されながらも最期まで理性を保っていた。なお、強化型C-ウィルスは生成方法自体が難しい上、それを知るのはカーラのみであり、その彼女もこのウィルスで変異を遂げた後に本物のエイダに打倒されて死亡したため、今後世にこのウィルスが出回る可能性は非常に低いとされている。

t-Phobosウィルス

『RV2』に登場する架空のウィルス。
投与された者の「精神的な強い負荷」つまりは恐怖で発症するウィルス。収容所でこのウィルスを投与された実験体達にはこのウィルスの発症状況を把握する腕輪が付けられており、平常状態ならば緑、緊張状態では黄色、恐怖の頂点かつ発症状態では赤色に腕輪が変色する。これは、恐怖を覚えた際に分泌されるノルアドレナリンや、アドレナリン等にウィルスが反応して活性化して起こるためである。
アレックス・ウェスカーが自身の人格を他人に移して生まれ変わる転生の儀に相応しい恐怖心を克服できる強い精神力を持ち合わせる素体を選別するふるいとして利用するために、このウィルスを発見した人物に研究主任を一任して開発を進めて完成された。
頭文字にtがつくが、t-ウィルスを改良したものかは、わかっておらず、どのような経緯での開発法かも詳しくは明らかになっていない。
このウィルスが発症してしまうと、たちまち脳を破壊され、アフリクテッドと呼ばれるt-ウィルス、C-ウィルス由来のゾンビに似たクリーチャーになる。自我と理性が失われているが、筋組織はほとんど劣化せずに維持されているため、走ったり、ジャンプしたりすることが可能。また、手にしている物を使って攻撃を仕掛けられるなど、ゾンビとは異なる存在を生み出す。さらに、t-ウィルスと同じく一度死を迎えた生物を蘇生させる効力も存在しているが、それはゾンビとしての復活になり、アレックス・ウェスカーがこれに該当する。また、筋組織を維持するだけでなく、強化をもたらす効果もあるようであり、作中では、アレックスが自身より体格が大きいバリー・バートンを易々と吹き飛ばしたりする程の怪力を発揮している。
更にウィルスの活動の影響で、新陳代謝が進み、人間の物とは全く別の組織に変化していくと同時に、徐々に新たな細胞が作られなくなり、皮膚の腐敗だけが進行し、屍のような姿に変化させる。このような状態になったアフリクテッドはロトンと呼ばれる。

A-ウィルス(Animality-Virus)

『VD』に登場する架空のウィルス。
グレン・アリアスによってロス・イルミナドス教団残党の協力を経て開発されたウイルス。プラーガに似た遺伝子構造を持ち、t-ウィルスや、C-ウィルスとは違い、感染者(ゾンビ)は敵味方の区別ができる他、ラジコンを操作したり、表情を変化させるなど若干知能も残されている。「Animality」とは「獣性・動物性」という意味。他のウィルス等とは違い肉体的な損傷や、急激な変異も少なく、さらに完全発症した後でもワクチンを投与すれば治療する事が出来る。
このウィルスには大きく分けて3つのタイプがあり、感染させる「潜伏ウィルス」、発症を引き起こす「トリガーウィルス」、発症者を選別させるために用いられる「治療用の不活性型ウィルス」でこちらはいわゆるワクチンに相当するタイプとなる。このうち、治療用のウィルスを除き、潜伏ウィルスとトリガーウィルスを用いることで感染者を発症させる形となるため、それぞれ単体のタイプだけのウィルスでは、毒性が非常に弱く、基本的にはいずれのタイプのウィルスだけに感染しただけではまだ不完全な状態であるために発症しないが、希に条件が揃うと、潜伏ウィルス単体であっても発症し、ゾンビ化させる。作中では、飲み水等の飲料水に、潜伏ウィルスを混入させて感染させ、トリガーウィルスを外気中に散布させて空気感染させることで人間をゾンビに変化させている。この3つのタイプのウィルスを組み合わせることによって他のウィルスと異なり、敵味方の区別を着けさせるだけでなく、特定の人間にだけ発症させないようにすることも出来、ほぼ完璧な生物兵器の運用が可能になる。
強化型A-ウィルス
こちらも、『VD』に登場する架空のウィルス。
グレン・アリアスがA-ウィルスにレベッカ・チェンバースの研究データと試作ワクチンを投与したレベッカの血液を元に強化したA-ウィルス。毒性が通常のトリガーウィルスより強くなったため、空気感染をさせることができなくなっており、代わりに注射による投与での形で感染させるのが主となる。アリアス曰く、投与から30分で発症するとのことであり、レベッカに投与され、徐々にウィルスに侵食されつつ、衰弱させたが発症までのタイムリミットの直前にクリスの手によってアリアスが隠し持っていたワクチンを投与(吸引)したことでレベッカが完治したため、どのような効果かは不明。

コンディション

プレイヤーの現在の体力や状態を表す。心電図のような形式で表示され(『4』以降のシリーズでは廃止されていたが、『7』から復活している。)、以下のパターンがある。『アウトブレイク』ではこれに加え、ウィルス感染度を示すウィルスゲージが表示される。詳しくは、バイオハザード アウトブレイクを参照。

Fine
体力が100 - 75%の状態。心電図の色は緑。行動する上で特に問題の無いレベル。
Caution(黄)
体力が74 - 50%の状態。心電図の色は黄色。行動に支障は出ないが、状況によっては回復を必要とするレベル。
Caution(オレンジ)
体力が49 - 25%の状態。心電図の色はオレンジ。回復が必要なレベル。プレイヤーがこの状態だと、敵によっては即死攻撃を行う。
Danger
体力が24 - 1%の状態。心電図の色は赤。歩行速度が極端に遅くなり、早急の回復を必要とするレベル。
Poison
毒を受けている状態。心電図の色は紫。この状態になると体力が徐々に減っていく。ブルーハーブか解毒剤による解毒を必要とする。作品によっては解毒に血清を必要とする特殊な毒も存在する。
Bleed
出血している状態。心電図の色は体力に準ずる。Danger状態と同様移動が極端に遅くなり、歩くたびに体力が減っていく。一定時間経過するか、止血剤を使えば治る。

THE MERCENARIES

『3』『4』『5』『6』『VILLAGE』に登場するミニゲーム。

ナイフクリア

シリーズ共通のやりこみ要素の一つとして、ナイフ以外の武器を使わずにクリアするナイフクリアが挙げられる。このナイフクリアは元々、開発陣の意図していないやりこみ要素の為、後述のHDリマスター版『1』でトロフィーが取れる以外、クリア特典などは特に設けられていない。

この方法を使うと敵撃破の難易度が上がるので、戦闘回避や、倒さねばならないボスをナイフだけで倒せるテクニックが必要になるが、初代の時点で「倒さねばならない敵をナイフだけで全滅させる」ことは不可能である[注 33]ため、実際は一部だけナイフ以外の攻撃を解禁して行う。

『バイオハザード HD リマスター』のトロフィー「ナイフで十分」では「モンスタープラントへの除草剤」、「ネプチューンへの通電」、「プラント42へのV-JOLT」、「スーパータイラントへのロケットランチャー」の場合と操作キャラ以外からの銃撃に限り、ナイフ以外で攻撃が認められている[注 34]


注釈

  1. ^ 同様の注意書きが初めて用いられたソフトはPCエンジン用ソフト『リンダキューブ』のPlayStation移植版『リンダキューブアゲイン』である。
  2. ^ ただし、日本国内では画質が向上するにつれて過激なシーンはある程度抑えられるようになった。
  3. ^ E3 2009で機種とタイトルのみ発表されたが、その後続報は無かった。
  4. ^ a b c d e f g 『1』·『2』·『3』のプロダクトコードと、『CODE:Veronica 完全版』と『4』をカップリングしたリバイバルセレクション、バイオハザード5 オルタナティブエディション、および『6』がセットになったパック。
  5. ^ a b c d e 『0』·『1(リメイク)』·『2』·『3』·『ベロニカ』がセットになったパック。
  6. ^ a b c d 『0』と『1』をカップリングしたHDリマスター移植版。
  7. ^ a b c d e 『オリジンズコレクション』(ディスク版)と『4』·『5』·『6』それぞれのダウンロード用プロダクトコードとサントラがセットになったパック。
  8. ^ 『2』のリメイク。
  9. ^ a b 『RE:2』と『RE:3』がセットになった、配信専用のパック。
  10. ^ a b 『RE:2 Z Ver.』と『RE:3 Z Ver.』がセットになった、配信専用のパック。
  11. ^ 『3』のリメイクと完全新作『バイオハザード レジスタンス』のカップリング。
  12. ^ a b 『CODE:Veronica 完全版』と『4』をカップリングしたHDリマスター移植版。
  13. ^ a b 『CODE:Veronica 完全版』と『4』をカップリングしたリバイバルセレクションと、バイオハザード5 オルタナティブエディションがセットになったパック。
  14. ^ a b c 『CODE:Veronica 完全版』と『4』をカップリングしたリバイバルセレクションと、バイオハザード5 オルタナティブエディション、およびバイオハザード6がセットになったパック。
  15. ^ a b c 『4』と『5』と『6』をカップリングしたHDリマスター移植版。
  16. ^ 『4』のリメイク。
  17. ^ タイトルにはナンバリングが含まれていないが、ロゴの「VILLAGE」にローマ数字の「VIII」を含ませることにより、『バイオハザード8』に相当する意味合いを持たせている。
  18. ^ a b 『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』ゲームカードと 『バイオハザード リベレーションズ2』がダウンロードできるコードのセット商品。
  19. ^ 『アンブレラ・クロニクルズ』と『ダークサイド・クロニクルズ』をカップリングしたHDリマスター移植版。
  20. ^ 『バイオハザード RE:3』にカップリング収録。
  21. ^ PS2の『アウトブレイク』シリーズとは内容が別物。
  22. ^ 劇場公開ではなく、Netflixにて全4話形式で全世界独占配信された[17]
  23. ^ ハードカバーの特典本『BIO HAZARD -The True Story Behind BIO HAZARD-』に収録。ゲーム内での使用を前提に書かれたものの、お蔵入りとなった『トレヴァーの手記』(著者不明)も併録。
  24. ^ 実際はファンの公募により命名された。
  25. ^ wiiリモコンPlayStation Moveを使用するとその欠点がなくなる。
  26. ^ 『1』では、下方向などに攻撃するため別の武器を携行する必要があった。『2』では下方向への当たり判定が広くなり、這っている敵にも水平発射で当てられるようになった。映像的には不自然であるが、別の武器を携行したり持ち替える手間は無くなっている。
  27. ^ 『5』のみこの名称
  28. ^ 『6』のみこの名称
  29. ^ 狙撃銃の中でも、分隊歩兵や機銃兵と弾薬を併用し共に行動する選抜射手が使う「マークスマンライフル」と関係する武器もある。
  30. ^ 通称「G生体」もしくは「G-生物」。
  31. ^ 作品によっては一部残っている描写もあり、リメイク版の『2』におけるファイルによると、感染から数日間は言語能力や知能が残っているが、徐々に低下していき最終的には喪失する。この状態になった場合、「死んだ」と判断されることもある。
  32. ^ ウィルスの嚢胞は、自らが意図的に暴走状態にした事で発現しており、ウィルスの完全制御を実現している。
  33. ^ 初代で撃破しなくてはならない敵の内、モンスタープラントとスーパータイラントはナイフで倒せない。スーパータイラントはバッドエンドなら戦闘回避ができるがモンスタープラントは不可能。
  34. ^ 逆にこれ以外はディフェンスアイテム(ダガーナイフ含む)、はいずりゾンビを踏みつける、ナイフで倒したゾンビを焼却などもトロフィー条件を満たさなくなる。

出典

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