デモリションマン ストーリー

デモリションマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 06:15 UTC 版)

ストーリー

1996年、ロサンゼルス市警の刑事スパルタンは、バスをジャックして複数の人質をとり立て篭もった凶悪犯フェニックスを逮捕する。だがフェニックスの罠にはまり、人質は全員死亡。スパルタンは作戦失敗の責任と罪を問われて被告となり、フェニックスと同じく冷凍刑に処され、冷凍睡眠で永い眠りに付く。

それから36年後の2032年。暴力や犯罪が存在せず、また無菌社会でコンピュータによる徹底管理された「クリーンな社会」となった近未来都市サン・アンゼルスで、仮釈放審査のために解凍されたフェニックスが脱獄。20世紀最大の凶悪犯フェニックスになす術が無い警察は、当時の所業から“デモリションマン”(壊し屋)の異名がついたスパルタンを解凍して、フェニックス逮捕を命じた。

一方、フェニックスは、サン・アンゼルスを支配する市長コクトーと接触し、彼の推進する「クリーンな社会」に従わないレジスタンス運動の指導者フレンドリーの抹殺を命令される。フェニックスの脱獄はコクトーが仕組んだものだったのだ。武器と仲間を手に入れたフェニックスは、フレンドリー抹殺に向かう。

スパルタンはフレンドリーたちレジスタンスにも襲撃されるが、彼らが殺害行為を避けていることや、自身が抱く管理社会に対する不信感から、次第にレジスタンス側に理解を示す。そして黒幕がコクトーである事に気付くが、逆に逮捕命令が出されて追われる身となる。しかしスパルタンに好意的な女性警官レニーナと協力し、命令を無視してフェニックス逮捕に向かい、レジスタンスを襲撃に来たフェニックス一味を撃退する。逃げ帰ったフェニックスは自身を「処分」しようとしたコクトーを殺害。追跡してきたスパルタンとフェニックスの最後の対決が始まる。


  1. ^ a b Demolition Man (1993)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月1日閲覧。
  2. ^ コンピューターの分析で明らかになっただけでも、市街地での戦闘術、拷問方、ハッキング、サバイバル術、テロ戦術、武器操作、格闘技、殺人術、爆薬操作、暴力思考が組み込まれ、レニーナからは怪物と称された。
  3. ^ ハックスレイと記述される場合もある。
  4. ^ 彼自身フェニックス本人には「コクトーを殺せないようにする」更生プログラムを組み込んでいたが、フェニックスの部下とするために解凍させた犯罪者達には更生プログラムを組み込んでいなかった模様。
  5. ^ ただし日本でのタコベルは、後に2015年に再進出している。






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