ディミトリ・バスク ディミトリ・バスクの概要

ディミトリ・バスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 18:37 UTC 版)

ディミトリ・バスク
選手情報
フルネーム ディミトリ・ダヴィッド・バスク
ラテン文字 Dimitri Bascou
国籍 フランス
競技 陸上競技ハードル
種目 60mH, 110mH
生年月日 (1987-07-20) 1987年7月20日(36歳)
出身地 マルティニーク, ショルシェール英語版
身長 182cm
体重 79kg
成績
オリンピック 110mH:3位(2016年
世界選手権 110mH:5位(2015年
地域大会決勝 ヨーロッパ選手権
110mH:優勝(2016年)
自己ベスト

60m:6秒81(2012年)
100m:10秒72(2007年)
50mH:6秒57(2012年)
60mH:7秒41(2016年)
110mH:13秒12(2016年)

110mH:13秒05w(2016年)
獲得メダル
陸上競技
フランス
オリンピック
2016 リオデジャネイロ 110mH
世界室内選手権
2016 ポートランド 60mH
ヨーロッパ選手権
2016 アムステルダム 110mH
ヨーロッパ室内選手権
2015 プラハ 60mH
編集 

経歴

2015年8月、北京世界選手権男子110mハードル予選を自己ベスト(13秒23)に迫る13秒29(-1.2)で通過すると、準決勝は13秒16(-0.1)の自己ベストで通過し、オリンピック世界選手権を通じて初の決勝に進出した。迎えた決勝では自己ベストに迫る13秒17(+0.1)をマークするも、メダルには0秒13届かず5位に終わった[1]

2016年2月、ISTAF室内ミーティング (ISTAF Indoor男子60mハードルで7秒41をマークし、ラッジ・ドゥクレの持つ室内フランス記録を11年ぶりに0秒01更新した[2]

2016年3月、ポートランド世界室内選手権男子60mハードルには今季世界最高記録保持者(7秒41)として臨んだが、2月にはハムストリングスの痛みによって競技会を欠場するなど、絶対的な優勝候補ではなかった[3]。それでも順当に決勝に進出すると、決勝ではオマール・マクレオド(7秒41)、パスカル・マルティノ=ラガルド英語版(7秒46)に次ぐ7秒48で3位に入り、自身初となる世界大会のメダルを獲得した[4]

2016年7月、アムステルダム・ヨーロッパ選手権男子110mハードル決勝を13秒25(0.0)で制し、国際タイトルを獲得した[5]

2016年8月、リオデジャネイロオリンピック男子110mハードル予選を全体2位タイの13秒31(+1.4)、準決勝を全体2位の13秒23(+0.3)で通過し、オリンピックで初の決勝に進出。決勝ではオマール・マクレオド(13秒05)、オルランド・オルテガ(13秒17)に次ぐ13秒24(+0.2)で銅メダルを獲得した[6]。この種目におけるフランス人メダリストは、1972年ミュンヘン大会で銀メダルと1976年モントリオール大会で金メダルを獲得したギー・ドルーしかおらず、バスクは40年ぶり史上2人目のメダリストとなった[7]

血縁

1997年アテネ世界選手権男子400mハードル金メダリストのステファン・ディアガナ2003年パリ世界選手権男子400m銀メダリストのマルク・ラキーユ従兄弟にあたる[8]




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