タットヴァ (ジャイナ教) モークシャ

タットヴァ (ジャイナ教)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/22 22:36 UTC 版)

モークシャ

モークシャ(Mokṣa)とは魂の解放、解脱を意味する。これは魂の思考の状態であり、カルマの束縛やサンサーラつまり生と死のサイクルから解放されている。解脱した魂は無限の至福、無限の知識、無限の知覚という真の汚れなき状態に到達しているとされる。この状態の魂は「シッダ」あるいは「パラマートマン」と呼ばれ、至高の魂つまり神とみなされる。ジャイナ教ではこれこそが魂が到達を目指すべき、最高にして思考の目標とされる。実際のところ、ジャイナ教ではモークシャは人が持つべき唯一の目標である。他の目標を持つことは魂の真の本性に反する。正しい信念・知識・行為があれば全ての魂がこの状態に至れる。ジャイナ教はモークシャマールガ(mokṣamārga)つまり「解脱への道」としても知られる。

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