ソニー・リーダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 21:25 UTC 版)
沿革
国名の表記なきものは、日本市場での内容である。
- 2006年
- 10月:アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、オランダ、スイス、オーストリア、アイルランドにてSony Readerのサービスを開始。
- 2008年
- 12月26日:ソニーの電子書籍端末LIBRIeの国内販売を終了。
- 2009年
- 3月31日:LIBRIe・PC向けの電子書籍レンタルサイト「Time Book Town」が終了。LIBRIeで電子書籍の閲覧が出来なくなる。
- 2010年
- 9月:オーストラリア、ニュージーランド、スペイン、イタリアでサービスを開始。
- 11月25日:Sony Readerの日本市場参入を発表[12]。
- 12月10日:PRS-650/350が発売され、リーダーストアがオープンする[13]。
- 2011年
- 6月22日:.book(ドットブック)フォーマットに対応し、コミックがラインナップに加わる[14]。
- 8月10日:楽天の電子書籍配信サイト「Raboo」が開設される[15]。当初はパナソニックの電子書籍リーダー「UT-PB1」のみ対応だったが、11月初旬よりソニー・リーダーにも対応することが発表された[16]。
- 10月20日:PRS-T1発売[17]。紀伊國屋書店BookWebPlusがReaderに対応。
- 10月28日:リーダーストアにてEPUB3形式の電子書籍の販売を開始。閲覧対応端末にSony Tabletを追加し、マルチデバイスに対応する。雑誌等のカラーコンテンツをラインアップに加える。
- 11月7日:楽天イーブックストア「Raboo」がReaderに対応。
- 2012年
- 3月30日:リーダーがEPUB3形式のコミックに対応[18]
- 6月29日:Xperiaシリーズ専用のビューワーアプリ「Reader for Xperia」をGoogle Playに公開しマルチデバイス端末化。
- 7月31日:J.K.ローリングの電子書籍配信サイト「ポッターモア」が日本版Readerに対応。
- 9月21日:PRS-T2発売。マルチデバイス間のページ同期機能の提供開始。
- 9月26日:楽天の「Raboo」が翌年3月31日で終了することが発表される[19]。
- 10月11日:Google Playにビューワーアプリ「Reader for Android」を公開し、ソニー製以外のAndroid端末にも開放させ、マルチデバイス端末化。PlayStation Vitaにおいてもアップデートでビューワーを配信開始しマルチデバイス端末化した。なお、PS VitaではEPUB3形式のコミック・雑誌のみ閲覧可能(2013年10月時点)。
- 11月8日:アメリカでiOS向けビューワーアプリ「Reder for iOS」をApp Storeに公開[20]。日本市場への投入予定は未発表。
- 2013年
- 3月31日:楽天イーブックストア「Raboo」の運営が終了し閉鎖される。
- 6月8日:日本経済新聞が「ソニー、日本国内向けにiOS対応Readerアプリを提供」として、2013年度後半にiOS版アプリの提供予定である旨を報道。
- 9月24日:リーダーストアが全面リニューアルされる[21]。
- 10月3日:日本市場でiPhone/iPad向けビューワーアプリ「Reder for iOS」をApp Storeに公開[22]。2013年10月時点ではEPUB3形式のコミック・雑誌のみダウンロード・閲覧可能であり、リーダーストアへのアクセス機能は持たない。
- 10月4日:日本市場でPRS-T3発売[10]。
- 2014年
- 2月6日:ソニーのアメリカ法人は、アメリカ・カナダの「リーダーストア」を3月末で閉鎖すると発表、電子書籍データなどは楽天子会社のカナダKoboが展開する「Kobo Store」が引き継ぐ[23]。
- 2017年
- 5月7日:リーダー端末のWi-Fi機能を使ってのリーダーストアからのコンテンツ購入サービスが終了[24]。
- ^ 西尾泰三 (2014年8月6日). “ソニーもReaderの後継モデルについて言及、日本では……”. ITmedia eBookUSER. 2023年1月29日閲覧。
- ^ a b c d e f 山口真弘 (2011年5月11日). “Reader Touch Edition(PRS- 650)――ソニー:電子書籍端末ショーケース”. 2023年1月30日閲覧。
- ^ 小西利明 (2010年11月25日). “電子書籍戦争開戦 ソニーが電子書籍端末を国内投入!”. ASCII.jp. 2023年1月30日閲覧。
- ^ a b c d 山口真弘 (2011年5月10日). “Reader Pocket Edition(PRS-350)――ソニー:電子書籍端末ショーケース”. 2023年1月30日閲覧。
- ^ a b c d 山口真弘 (2011年12月25日). “PRS-T1/G1――ソニー:電子書籍端末ショーケース”. ITmedia eBook USER. 2023年1月30日閲覧。
- ^ a b 林佑樹 (2011年12月21日). “新型Sony Readerを試す! E Inkはやっぱり読みやすい”. ASCII.jp. 2023年1月29日閲覧。
- ^ a b c d 山口真弘 (2012年10月5日). “PRS-T2――ソニー:電子書籍端末ショーケース”. 2023年1月30日閲覧。
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- ^ a b c 山口真弘 (2013年10月30日). “PRS-T3S――ソニー:電子書籍端末ショーケース”. 2023年1月30日閲覧。
- ^ a b 鷹野凌 (2013年10月25日). “ソニーの新型電子書籍リーダー「PRS-T3S」を使ってみた”. ITmedia eBook USER. 2023年2月1日閲覧。
- ^ “PRS-T3S”. SONY. 2023年1月30日閲覧。
- ^ “ソニーが電子書籍リーダー“Reader”の日本での発売を発表”. カレントアウェアネス・ポータル (2010年11月25日). 2023年2月1日閲覧。
- ^ “ソニーの電子書籍端末「Reader」が本日発売!2万冊予定の電子書籍ストアも!”. RBBTODAY (2010年12月10日). 2023年2月1日閲覧。
- ^ 湯野康隆 (2011年6月22日). “ソニー「Reader」が.book形式に対応、講談社のコミック配信”. ケータイWatch. 2023年2月1日閲覧。
- ^ 永沢茂 (2011年8月10日). “楽天の電子書籍ストア「Raboo」がオープン、XMDF形式で当初1万5000冊”. INTERNET Watch. 2023年2月1日閲覧。
- ^ 西尾泰三 (2011年10月19日). “楽天の「Raboo」、ソニーの「Reader」からも利用可能に”. ITmedia. 2023年2月1日閲覧。
- ^ 山口真弘 (2011年11月1日). “ソニーの電子書籍端末「Reader」試用レポート”. PC Watch. 2023年2月1日閲覧。
- ^ 三柳英樹 (2013年3月30日). “ソニー「Reader」アップデート、EPUB3コミックと紀伊國屋書店のストアに対応”. INTERNET Watch. 2023年2月1日閲覧。
- ^ 山田祐介 (2012年9月26日). “楽天の電子書籍サービス「Raboo」が終了へ”. ITmedia. 2023年2月1日閲覧。
- ^ Michael Kozlowski (2012年11月8日). “ソニー、「Reader for iOS」を海外でリリース”. ITmedia. 2023年2月1日閲覧。
- ^ 鷹野凌 (2013年10月21日). “ソニー「Reader Store」を徹底解剖する”. ITmedia. 2023年2月1日閲覧。
- ^ 森田秀一 (2013年10月3日). “ソニー、電子書籍ストア「Reader Store」のiOS版ビューアーアプリ公開”. INTERNET Watch. 2023年2月1日閲覧。
- ^ “ソニーの電子書籍ストア「Reader Store」北米から撤退 日本は継続”. ITmedia (2014年2月7日). 2023年2月1日閲覧。
- ^ 山崎健太郎 (2017年2月8日). “ソニーの電子書籍端末Readerからのコンテンツ購入が5月7日で終了。購入はスマホ/PCで”. ITmedia. 2023年2月1日閲覧。
- ^ 田中宏昌 (2012年8月31日). “「GALAPAGOS STORE」と「Reader Store」と「koboイーブックストア」の“蔵書点数”を比べてみた(8月31日編) (2/3)”. ITmedia eBook USER. 2023年1月29日閲覧。
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