コン (BLEACH)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/31 15:14 UTC 版)
魂葬刑事カラクライザー
浦原喜助が1晩寝ながら考えた、通称「空座町を護るニューヒーロー」。容姿は白を基調にしたヘルメットとマントを身につけた姿をしている。デザインは石田雨竜が担当している(コン曰く、意図的人選ミス)。浦原曰く、ヒーローの様式美にこだわっており、もし守らなかったら感電死、及び自爆する仕組みになっている。しかも変身後にポーズを決めないと自爆する仕組みになっている。そのため、ライザービーム以外全く戦闘に役立つ機能が付いていない(浦原曰く、コンが改造魂魄だから)。ちなみに、携帯電話に使用するような家庭用充電器で充電する。
- カラクライザー変身ウォッチ
- カラクライザーに変身する為に必要な腕時計型変身ウォッチ。「転職」と言って赤いスイッチを押すと変身できる(浦原曰く、「変身」など違うことばを言うと感電死する仕組みになっている)。
- ライザービーム
- カラクライザー唯一の武器にして切り札。使用する際、体全体で「ライザー」の一文字を書いて、両手を組み前に突き出すと発射する。決まると巨大虚を一撃で倒せる程。ただし、ライザービームは1回で莫大なエネルギーを消費するため連続で使えない。
- ライザーマント
- ただのマント(石田曰く、通常のマントの1.5倍ヒダが多い)。
アニメ
「ジャンプフェスタ・アニメツアー2004」で上映された『BLEACH Memories in the Rain』では、『BLEACH』原作者の久保帯人が声を担当した。
「尸魂界・救出篇」では、ドン・観音寺の口車に乗せられ、マスコットキャラの名目で空座防衛隊に参加する。「カラクラキング」のポジションに着いたが、他の面々に振り回された挙句、空座町を襲った虚を倒すために、空座防衛隊に自らを武器にされるという不運に見舞われている。
「バウント 尸魂界・強襲篇」では、狩矢たちバウントと決着をつけるために尸魂界に乗り込んだ一護達と同行している。巨乳の茶屋の娘(声 - 廣田詩夢)に一目惚れししばらく居候となるが、己の使命を思い出し一護たちと合流すべく別れることを決意。しかし、吉良イヅルと檜佐木修兵にそこの娘は男だということを知らされた時は、ショックを受け本気で落ち込んでいた。
長期にわたり破面篇が続いたことで出番が激減していたが、「破面・空座決戦篇」の冒頭に挿入された「魂葬刑事カラクライザー」シリーズの主役として登場した。原作と展開は異なり、他のカラクライザーのメンバーと共に虚要塞を引き連れた女幹部破面との戦いに挑んだ。のちに、続編が1話製作されている。
「護廷十三隊侵軍篇」では、自分と同じ改造魂魄である九条望実を何かと気遣っている。終盤では、因幡影狼佐に連れ去られた九条望実を奪還すべく、黒崎一護と浦原喜助と共に、尸魂界に乗り込んでいる。
その姿を初めて見た者は、人間、死神関係なく皆衝撃的なものを見たかのような反応をする。
テレビシリーズでは、毎回次回予告後の「死神図鑑」「死神図鑑ゴールデン」の進行役を担当していた。
関連項目
- 1 コン (BLEACH)とは
- 2 コン (BLEACH)の概要
- 3 魂葬刑事カラクライザー
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