ケビン・ジェプセン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 23:31 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動
タンパベイ・レイズ時代 (2016年7月20日) | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州アナハイム |
生年月日 | 1984年7月26日(37歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 235 lb =約106.6 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2002年 MLBドラフト2巡目 |
初出場 | 2008年9月8日 ニューヨーク・ヤンキース戦 |
最終出場 | 2018年5月19日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
国際大会 | |
代表チーム | アメリカ合衆国 |
五輪 | 2008年 |
この表について
|
オリンピック | ||
---|---|---|
男子 野球 | ||
銅 | 2008 | 野球 |
経歴
プロ入り前
カリフォルニア州アナハイムで生まれ、後にネバダ州リノに移る[1]。
プロ入りとエンゼルス時代
2002年のMLBドラフト2巡目(全体53位)でアナハイム・エンゼルスから指名され、プロ入り。
2008年は北京オリンピックの野球アメリカ合衆国代表に選ばれ、銅メダルを獲得している。同年9月8日のニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビュー。
2009年は開幕ロースター入りを果たしたが、4月は5試合で防御率19.29と炎上し、傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズに降格。6月にメジャーへ復帰した後は安定した投球を続け、プレーオフでも5試合に登板した。
2010年は初めてフルシーズンをメジャーで過ごした。自己最多の68試合に登板し、イニング数を上回る三振を奪った。27ホールドはリーグ2位だった。
2011年は開幕からコントロールに苦しみ、4月10日にオプションを行使されてAAA級ソルトレイクに降格[2]。5月に再昇格した後も調子は上がらず、6月12日に再び降格[3]。以後、シーズン終了までメジャーに復帰することは無かった。
2014年1月31日にエンゼルスと146万2500ドルの1年契約で合意した[4]。この年は、中継ぎとして74試合に登板し、防御率2.63と安定した成績を収めた。
レイズ時代
2014年12月16日にマット・ジョイスとのトレードで、タンパベイ・レイズへ移籍した[5]。
2015年、レイズでは46試合に投げ、防御率2.81・2勝5敗5セーブという成績を残した。
ツインズ時代
2015年7月31日に胡智為とのトレードで、ミネソタ・ツインズへ移籍した[6]。移籍後はセットアッパー、クローザーとして、29試合に登板し、防御率1.61、10Sと好成績を残した[7]。レイズとの合算では、ア・リーグ1位となる75試合に登板し、3勝6敗・防御率2.33・自己最多の15セーブを挙げる活躍ぶりだった。
2016年は33試合に登板していたが、防御率6.16・WHIP1.76と大いに打ち込まれて2勝5敗7セーブという内容だった。7月3日にDFAとなり[8]、11日に自由契約となった[9]。
レイズ復帰
2016年7月14日にレイズと契約した[10]。レイズでは25試合に登板し、投球内容は多少改善されたとは言え、依然として防御率5.68・WHIP1.53と打ち込まれる傾向にあった。通年成績は、58試合のリリーフ登板で防御率2勝6敗7セーブ・5.98・WHIP1.67と、過去の実績とは大きくかい離した成績に終始した。オフの11月3日にFAとなった[8]。
ナショナルズ傘下時代
2017年2月13日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[8] が、3月25日に自由契約となった[11]。
6月29日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[12]。加入後は傘下のAAA級シラキュース・チーフスでプレーし、19試合に登板して0勝1敗1セーブ・防御率5.32・17奪三振の成績を残した。オフの11月6日にFAとなった[8]。
レンジャーズ時代
2017年12月14日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、2018年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[13]。3月29日にメジャー契約を結んでロースター入りした[14]。5月21日にDFAとなり[15]、27日に自由契約となった[8]。このシーズン限りで現役を引退した[16]。
投球スタイル
常時90mph台半ばを記録する速球が武器だが、制球面に課題を残す。
- ^ Kevin Jepsen, Baseball, USA. The Salt Lake Tribune(英語). 2011年10月4日閲覧
- ^ Roberts, Quinn(2011-04-10). Jepsen, Kohn optioned to Triple-A. angels.com(英語). 2011年10月4日閲覧
- ^ Holmes, Baxter(2011-06-12). Angels activate Andrew Romine from Salt Lake, send down Kevin Jepsen; Callaspo (hamstring) day-to-day. latimes.com(英語). 2011年10月4日閲覧
- ^ Alden Gonzalez (2014年1月31日). “Angels clear arb slate with deals for Freese, Jepsen”. MLB.com. 2014年2月1日閲覧。
- ^ Rays land Jepsen from Angels for Joyce
- ^ [1]
- ^ Kevin Jepsen Statistics and History Baseball-Reference.com
- ^ a b c d e MLB公式プロフィール参照。2018年5月31日閲覧。
- ^ Connor Byrne (2016年7月11日). “Twins Release Kevin Jepsen” (英語). mlbtraderumors.com. 2016年7月22日閲覧。
- ^ http://www.mlbtraderumors.com/2016/07/rays-in-talks-with-kevin-jepsen.html
- ^ Steve Gilbert (2017年3月25日). “D-backs cut 2, enter final phase of roster moves” (英語). MLB.com 2017年4月28日閲覧。
- ^ Chris Cotillo (2017年6月29日). “Nationals sign Kevin Jepsen to minor-league deal” (英語). SB Nation. 2018年1月2日閲覧。
- ^ Jeff Todd (2017年12月14日). “Rangers Agree To Minors Deals With Hanser Alberto, Kevin Jepsen” (英語). mlbtraderumors.com. 2018年1月2日閲覧。
- ^ T.R. Sullivan (2018年3月29日). “Jepsen fills out Rangers' bullpen picture, roster” (英語). MLB.com. 2018年4月6日閲覧。
- ^ T.R. Sullivan (2018年5月21日). “Rangers recall Bush, designate Jepsen” (英語). MLB.com. 2018年5月22日閲覧。
- ^ “WFXR Sports Sitdown : Former MLB pitcher Kevin Jepsen talks about his part in the creation of CupCheck game”. WFXRtv (2020年7月28日). 2021年7月14日閲覧。
- 1 ケビン・ジェプセンとは
- 2 ケビン・ジェプセンの概要
- 3 詳細情報
- 4 関連項目
- ケビン・ジェプセンのページへのリンク