グフ グフ (YMS-07B)

グフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/29 01:50 UTC 版)

グフ (YMS-07B)

型式番号は『MSV』で設定された。詳細は機体解説を参照。

グフの試作3号機の仕様。腕部に固定武装としてヒート・ロッドと5連装75mmマシンガンを装備、さらに外装の整理がおこなわれている[15]。のちの量産型とまったく同じだが、チューニングは慎重におこなわれているため、実戦ではかなりの好成績をおさめている[11]ランバ・ラルが搭乗した機体のほか、1機がグフ飛行試験型のベースとなっている[5]

グフ(先行量産型)

『MSV』の文字設定が初出(型式番号:MS-07A[5])。「先行量産型」の名称は『ガシャポン戦士』のおまけシールにより[39]、「初期生産型」とも呼ばれる[40]

YMS-07Bの開発後[5]、固定武装の生産に先行して[11]両腕を通常のマニピュレーターとして製造された機体。32機が生産されている[11]

設定の変遷
テレビ版『機動戦士ガンダム』第22話後半に登場する、両手でザク・マシンガンを構え左前腕にシールドをマウントする数機のグフがこれに当たるとする見解もあるが、明言した資料はない。また、うち1機は右腕にヒート・ロッドを装備しているのが劇中で確認できる。
『ガシャポン戦士』のおまけシールでは、量産型と同様の外観でザク・マシンガンとシールドを携行している。
ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズでは、量産型と同様の外観ながら頭部アンテナがなく、ドダイYSへの搭載ができない。武装は120ミリマシンガンとヒート・ホーク。
ゲーム『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』では、量産型を基本に腹部、膝部、股間部、ランドセルがプロトタイプグフと同様の外観になっている。塗装は濃淡グリーンを基調とする。武装は120ミリマシンガンと120ミリアサルトライフル、およびヒート・サーベル。

グフ降下猟兵

ムック『TACTICS別冊 GUNDAM GAMES』に登場(型式番号:MS-07A[40]

連邦軍の対空火器の射程を越える高高度からの空挺降下を目的とした仕様で、先行量産型の背部にパラシュートを内蔵したバックパックを、両脚部にバーニアを追加装備しており、これらは降下後に切り離される。武装は120ミリコマンド・ライフル(ザク・マシンガンの単銃身モデル)とヒート・ホーク。背面しか確認できないが、機体は迷彩塗装が施されている。マ・クベ大佐麾下の空軍第6航空団第4MS降下猟兵旅団に配備されている。

グフ(量産型)

YMS-07Bの量産型(型式番号:MS-07B)。型式番号は『MSV』で設定された。『ガシャポン戦士』のおまけシールの解説では「後期生産型」とも呼ばれる[39]。詳細は「設定解説」を参照。

下記の「パーソナルカスタム機」のほかにも、有名な「グフレディ」をパーソナルエンブレムとした東南アジア戦線の猛者サイラス・ロック中尉、機体をダーク・ブラウンで塗装したマルロ・ガイム中尉など、エースパイロットの愛機として名をはせている。

パーソナルカスタム機
マ・クベ専用機
『MSV』に登場。マ・クベ専用の儀仗用カスタム機。ギャンに似た頭部形状とカラーリング、各部に施された金色のエングレーブ風の装飾が特徴。なお、マ・クベ本人はこの機体に乗らなかったらしい。
トーマス・クルツ専用機
『MSV』の文字設定が初出。ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』ではトーマス・クルツのパーソナルカラーである濃淡グリーンで塗装されている。
ヴィッシュ・ドナヒュー専用機
ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』に登場。「荒野の迅雷」と呼ばれたヴィッシュ・ドナヒュー中尉の専用機。左手をマニピュレーターに換装し、グフカスタムのヒートロッドと3連装35mmガトリング砲を搭載した現地改修機。カラーリングは青で、ブレードアンテナと両肩のスパイクに白いラインが入っている。また、シールドには隻眼のドクロのエンブレムがマーキングされている。
リメイク漫画版『機動戦士ガンダム GROND ZERO コロニーの落ちた地で』では肩部スパイクアーマーの装甲が2重になり、スパイクの形状も原典とは異なる。また装甲の一部には、誰かの落書きなのか「戦争を楽しもう 平和が怖い」という皮肉めいた落書きが記されていた。



注釈

  1. ^ 宇宙用冷却機を持たず、地上用ラジエーターを強化したとする資料もみられる[10]
  2. ^ 南極条約の締結を受け、対放射線能力が低い代わりに強化された装甲を採用したとする資料も見られる[10]
  3. ^ 『MSV』の初期の資料では1, 2号機から固定武装が装備されたとしている[11]
  4. ^ 0080年6月にキャリフォルニアへ配備され、同年8月にヨーロッパへ配備されたとする資料もみられる[10]
  5. ^ 漫画『機動戦士ムーンガンダム』に登場するアッグジンの設定解説による。
  6. ^ 陸戦強襲ガンタンクの砲撃をシールドでガードする中、左から陸戦型ジム小隊に撃たれる。
  7. ^ 作画ミスではなく、むしろ右手がマニピュレーターとなっている「ミス」は1カットのみで、ほかの右手を開いているシーンでは明らかにマシンガンであることが確認できる。
  8. ^ 設定画稿は『ガンダムエース』2013年1月号が初出だが、名称と機体後部の一部を描いたイラストはグフ戦術強攻型の初出である同誌2012年6月号に掲載されている。
  9. ^ 一方、試験飛行はキャリフォルニアベースで行われたとする資料もみられる[89]

出典

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