クロックタワーゴーストヘッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 02:27 UTC 版)
シナリオ
本作のシナリオは、エンディング分岐が存在するもののストーリー自体は一本道であり、前作と異なりシナリオ展開次第で探索する場所が変化する要素はない。
- 第1章~呪われた家~Yellow Cursed Doll
- 夜遅く居候先の鷹野家に到着した優だが、声をかける者の家は静まり返っていた。家に上がった直後にラップ音のような物音を聞いた優は、家人の姿を探して家の中を歩き回り、家のあちこちで黄色い液体に塗れた肉片を発見する。その肉片が鷹野家の長女昭代のものであることを知ったため、ショックと恐怖で翔の人格が呼び覚まされる。更に鷹野家の三女・千夏が狂ったように包丁を振りかざして襲いかかり、優も命の危機にさらされる。初から「才堂家の呪い」というキーワードを聞いた優は、千夏が狂いだした原因が16年前に鷹野家に預けられたという謎の黄金像にあると知り、事態を解決するために奔走する。
- 第2章~白い檻~Noisy Monsters Case
- 命懸けの行動により黄金像を処分した末に気を失った優は病院の個室で目覚める。そこは弁天町で唯一の病院であり、傍らで待機していた刑事・礎の話によると、彼女は鷹野家の母・弥生の通報で保護され運び込まれたのだという。千夏も弥生も無事であるとの言葉にホッとする優だが、突如静寂を破るかのように悲鳴が響き渡り、礎は優を病室に残して様子を見に行く。
- 優はベッドを出て自らも病室の外に出るが、病院はなぜか人の気配が全くなかった。そして緑色の肌をしたゾンビのような存在に次々と襲われるという異常事態に巻き込まれていく。
- 第3章~閉ざされた扉~The Farthers
- 病院の外から大量に入り込んできたゾンビを前に気絶してしまった優だが、ショットガンで応戦した礎のおかげで危機を脱し、病院のすぐ隣にある弁天製薬研究所の一角で目を覚ます。礎は鷹野初が今回の事件に深くかかわっていると疑っており、彼が自宅での事件の後に研究所に入るのを見たことでその関与を確信する。礎はこの場に留まるよう優に言い残して単身、研究所内部へと潜入していってしまう。
- 自分に殺意を向ける謎の女性・藤香、病院で見たゾンビのような怪物、そして大鉈を引きずって迫りくる般若の面をかぶった謎の殺人鬼…。危険を掻い潜りながら探索を続ける優がたどりついたのは、自分自身の出生の秘密に纏わる、あまりにも悲しい真実であった。
注釈
出典
固有名詞の分類
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