カルロス・エドゥアルド・ベンディニ・ジュスティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 09:12 UTC 版)
経歴
クラブ
ブラジル時代
8歳の時からCAトゥピの下部組織に所属[2]。同クラブでの活躍が評価されてCAメトロポリターノに移り、2010年からはサンパウロ州のリオ・クラロFCでプレーした[2]。メトロポリターノに復帰した2011年、17歳でプロデビューを果たした[2]。
オーストリア時代
2012年8月、オーストリア・ブンデスリーガ2部のFCルステナウ07へ期限付き移籍。翌年1月、同じオーストリア2部のSCアウストリア・ルステナウへ再び期限付き移籍した[3]。
ガイナーレ鳥取
2013年7月、J2・ガイナーレ鳥取へ期限付き移籍[4]。前田浩二監督によりセンターバック、左サイドバック、ボランチなど様々なポジションで起用され[5]、リーグ戦15試合に出場したが、シーズン終了後に退団が発表された[6]。
栃木SC
2014年1月、J2・栃木SCへ期限付き移籍[7]。第1節ジェフユナイテッド千葉戦からセンターバックのレギュラーを務め、リーグ戦19試合に出場した。
柏レイソル
2014年8月、J1・柏レイソルへ期限付き移籍[8]。同じ『ドゥドゥ』という登録名の選手(ルイス・エドゥアルド・ドス・サントス・ゴンザガ)が既に在籍していたため、登録名を『エドゥアルド』に変更した[9]。加入発表から4日後の第20節ヴィッセル神戸戦に先発出場し、前半アディショナルタイムに移籍後初得点を挙げた[10]。
翌年は近藤直也、増嶋竜也の負傷もあってセンターバックのレギュラーに定着し[11]、リーグ戦29試合に出場。AFCチャンピオンズリーグ2015では、消化試合となったグループリーグ第6節ベカメックス・ビンズオン戦を除く全9試合にフル出場し、ベスト8進出に貢献した。
川崎フロンターレ
2016年2月、J1・川崎フロンターレへ期限付き移籍[12]。開幕直後の移籍となったが川崎でも主力として活躍した。2017年から完全移籍[13]。
松本山雅FC
サガン鳥栖
2019年12月、J1・サガン鳥栖へ完全移籍[15]。2020シーズンは、リーグ戦21試合に出場し守備の要としてラインを統率。佐賀新聞社がサポーター投票をもとに選ぶ年間MVPに選出される活躍を見せた[16]。
2021シーズンは、チームキャプテンに任命された。
横浜F・マリノス
2022年2月2日、鳥栖との契約延長が発表され、エドゥアルドも鳥栖のキャンプに参加していたが、主力のチアゴ・マルチンスが移籍する事が決定的となり代わりを探していた横浜F・マリノスへの完全移籍が発表された[17][18]。シーズン序盤はビルドアップからのミスが散見され苦戦を強いられたが、7月の中断期間を経て先発に定着。チームのJ1リーグ優勝に貢献し、自身も2年連続で優秀選手賞に選出された[19]。
2023シーズンは、水沼宏太、小池龍太と共にチームの副キャプテンに就任。シーズン序盤は角田涼太朗の台頭により控えに回ったが、角田が負傷離脱して以降は先発に復帰。チームは惜しくもリーグ連覇を逃し2位に終わったが、自身は3年連続となる優秀選手賞を授賞した。
代表
2014年11月、U-21ブラジル代表へ初招集され[1][20][21]、中国の武漢市で開催された国際親善大会に参加した[22]。
- ^ a b “柏のエドゥアルド、ブラジルU-21代表に選出”. フットボールチャンネル (2014年10月25日). 2014年12月25日閲覧。
- ^ a b c “Gasparense é convocado para a Seleção Brasileira Sub-21”. Jornal Metas (2014年10月23日). 2014年12月25日閲覧。
- ^ 『Carlos Eduardo "Dudu" willkommen』(プレスリリース)SC Austria Lustenau、2013年1月30日 。
- ^ 『DUDU(ドゥドゥ)選手 期限付き移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)ガイナーレ鳥取、2013年7月15日 。
- ^ “ドゥドゥ 2013 選手データ”. Football LAB. 2015年12月18日閲覧。
- ^ 『ドゥドゥ選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ』(プレスリリース)ガイナーレ鳥取、2013年12月12日 。
- ^ 『ドゥドゥ選手 期限付き移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)栃木SC、2014年1月6日 。
- ^ 『エドゥアルド選手が期限付き移籍加入』(プレスリリース)柏レイソル、2014年8月12日 。
- ^ “栃木DFエドゥアルドが柏へ期限付き移籍「タイトル獲得の力になる」”. サッカーキング (2014年8月12日). 2014年12月25日閲覧。
- ^ “柏 DFエドゥアルドがデビュー弾 ホーム9戦負けなし”. スポニチ Sponichi Annex (2014年8月17日). 2014年12月25日閲覧。
- ^ 大島和人 (2015年9月7日). “戦術の定着、守備の安定......。吉田レイソルに地力は付いたのか?”. J論. 2015年12月18日閲覧。
- ^ 『エドゥアルド選手加入のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2016年2月28日 。
- ^ 『エドゥアルド選手契約更新のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2017年1月2日 。2017年1月2日閲覧。
- ^ 『エドゥアルド選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)松本山雅FC、2019年1月11日 。
- ^ 『エドゥアルド選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)サガン鳥栖 。2020年9月11日閲覧。
- ^ サガン年間MVPにエドゥアルド 佐賀新聞読者選出 佐賀新聞 - 2020年12月21日
- ^ 横浜F・マリノスが昨季のサガン鳥栖主将DFエドゥアルドを獲得…チアゴ・マルチンスが移籍へGoal.com 2022年2月2日
- ^ 『エドゥアルド選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)横浜F・マリノス 。2022年2月2日閲覧。
- ^ 2022Jリーグ優秀選手賞 受賞選手 決定Jリーグ公式 2022年11月6日
- ^ 『エドゥアルド選手が『U-21ブラジル代表』に選出』(プレスリリース)柏レイソル、2014年10月28日 。
- ^ 石原遼一 (2014年10月29日). “U-21ブラジル代表に選出されたエドゥアルドに起こった、ひと騒動とは?”. BLOGOLA. 2014年12月25日閲覧。
- ^ “ブラジル五輪代表が韓国を一蹴!柏レイソルのエドゥアルドはフル出場”. Football Web Magazine 『Qoly』 (2014年11月17日). 2014年12月25日閲覧。
- カルロス・エドゥアルド・ベンディニ・ジュスティのページへのリンク