ウルトラマンメビウスの登場怪獣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 06:15 UTC 版)
サーベル暴君 マグマ星人
マグマ星人 | |
---|---|
別名 | サーベル暴君 |
身長 | 57 m[101][88] |
体重 | 2万2,000 t[101][88] |
出身地 | マグマ星[102] |
第16話「宇宙の剣豪」に登場。
兄弟2体が現れ、地球に接近するオオシマ彗星の表面でザムシャーと戦闘を繰り広げる。かつて地球を侵略に訪れた個体の同族にあたり、その当時の記録はGUYSのドキュメントMACに記録されている。右手に装着するサーベル、左手に装着する鉤爪を武器とするなど、能力的には過去の個体と同じであるが、独自の戦法として鉤爪を鎖で腕に接続し、離れた位置から相手に向けて射出するという使い方をする。
兄のBB(ブラザーブルー)は初代と同じ容姿で目は青く髪は金色、手にはサーベルのみを装着しており、瞬間移動能力を持つ。弟のBR(ブラザーレッド)は銀色の髪と赤い目を持ち、サーベルと鉤爪の両方を装着している。また、BBを「兄者」と呼ぶなど、兄弟揃って時代劇調の口調も特徴である。
持ち前の邪悪さを生かし、ザムシャーとの戦いでは1対1と見せかけてもう1体が不意を突くという卑怯な戦法も駆使するが、その作戦は片方を倒されることでいとも簡単に破られ、2体ともザムシャーに斬殺される。
- 声:稲田徹(兄弟共に)
- スーツアクター:寺井大介、福田大助
- スーツはアトラクション用の改造[40]。また、兄弟とも『レオ』第1話・第2話と同様に口が露出しているが、銀色に塗られていない。武器は新造。
- 登場する予定はなかったが、演出上ザムシャーの強さを見せるため、チャンバラできそうな敵ということでバルキー星人とともに倉庫にあった着ぐるみの中から選ばれた[103]。
- 放映前の雑誌や公式サイトなどでは単に「マグマ星人」の名前で表記されており[101]、上記のBBやBRという設定名は放映後に付けられた。
注釈
- ^ Limited=有限の・わずかの、という意味。
- ^ このほか、ドキュメントSSSPに記録されているネロンガやドキュメントMATに記録されているエレドータスのデータも使用されている。
- ^ バンダイより発売された「ウルトラ怪獣シリーズ2006」では、過去のウインダムの体重データが記載されていたが、後のファイヤーウインダムで修正された。[独自研究?]
- ^ 書籍によっては断層スクープティザーと記述している[20]。
- ^ 書籍によっては断層スクープティザーと記述している[20]。
- ^ 映像はテレビシリーズ第4話の流用。
- ^ あまりにも速かったのでジョージですら分からなかった。
- ^ 『てれびくん』連載当時では、その強大な力をエンペラ星人たちが恐れて封印したとされるが、単行本化の際に改められている。
- ^ かつて『ウルトラマン』で科学特捜隊のイデ隊員がバルタン星人相手に会話を試み「君の宇宙語は解り難い」と言われた言葉である[74]。
- ^ 英語表記にすると「The Other」〈コダイゴンの別個体〉。
- ^ 書籍によっては鯛像自体を鯛砲と記述している[11][88]。
- ^ 映像は『メビウス』第13話の流用[91]。
- ^ GUYSは死体を処理しようとするが間に合わず、再生したという描写がある。
- ^ 映像は第17話の流用[91]。
- ^ a b 劇場版での数値は、書籍『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟超全集』では実体化した場合の予測値として「身長:58メートル、体重:9万3千トン」[120]、書籍によっては「計測不能」[121][73]、「不明」[34]と記述している。
- ^ 『A』ではヤプールの怨念の化身であるマザロン人の復活の前兆として赤い雨が降っている[123]。劇場版と同様に怨念体の姿をとっており、書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では名称をヤプールとしている[16]。実体がない故、作中ではアイハラ・リュウやバキシムに憑依して活動している。
- ^ 書籍『ウルトラマンメビウス超全集』ではヤプールの復活にはエンペラ星人の関与が指摘されている旨が記述されており、第21話から第23話の次元の異常についても関連のある事項として挙げられている[124]ほか、書籍『ウルトラマンメビウス アーカイブ・ドキュメント』に収録された小説内では劇場版の事件の後に「ヤプールが封印ごと姿を消した」ことが言及されている。
- ^ 今度は完全な実体を得ており、どのようにしてディメンショナル・ディゾルバーによる封印を破ったかは不明だが、本人いわく「我々の怨念を晴らすまでは、幾度だって蘇る」とのこと。
- ^ それまで暗黒四天王は前邪将のアークボガールが追放されたため「邪将」の座は空位となっており、永らく3人体制が続いていた[125]。
- ^ 「あの男(ミライ)を殺せば、お前だけは助けてやるぞ」と言って光線銃を渡すという、極めて非道な取り引きを持ち掛け、自分だけ助かろうとなりふり構わないヒルカワはこの誘いに乗り、ミライに発砲してしまう。
- ^ 第42話のラストで影が巨大ヤプールの形状に変貌する描写があり、顔も一瞬だが巨大ヤプールのものが浮かび上がっている。
- ^ この風船内に第43話ではガディバを入れており、第44話ではヒルカワに巻き付けて宙吊りにする等、普通の風船ではないことが示唆されている。
- ^ DVD『ウルトラ怪獣大映像図解!80&メビウス篇』[136]では、「ウルトラマンAに倒されたバキシムが強化された超獣」と紹介されている。
- ^ 前日譚に相当する映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でメビウスとウルトラ6兄弟によって倒されたが、その後に「巨大な力」の干渉によって蘇ったことが、第24話冒頭のウルトラマンタロウの言動で示唆されている。
- ^ 他に該当するのは科学特捜隊以前に出現した『ウルトラQ』の怪獣などがある。
- ^ 江川史生と誤記。
- ^ 落語が塚本に持ってきた新聞によれば、ウェーク島の北方15キロメートルに位置するシンナ島(架空の孤島)。
- ^ この時のビオは心の中の憎しみを完全に断ってゾアムルチを止めることができなかったため、メビウスにゾアムルチを倒すよう頼んだ。
- ^ この回でメビウスはヒカリにナイトブレスを返却しているため、再戦時は本物の腕にもナイトブレスがある。
- ^ 当のババルウ星人は、ミスに気づいてなかった模様。
- ^ テッペイ曰く泥人形。
- ^ ミライは故郷を失った寂しさを紛らわすためなのかもしれないと語る。
- ^ ミステラー星とアテリア星の戦争を悪化させたり、バルダック星に再び雪崩を起こそうとした。
- ^ オープニングテロップでは「五十嵐颯斗」と誤記。
- ^ a b 公式サイトでの表記。書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では、「不定」と記載している[19]。
- ^ 公式サイトでは、「対メビウス用にカスタマイズされたエースキラーの別個体であり、宇宙同化獣ガディバと一体化することで完全なメビウスキラーになる」と記述している[229]。書籍『ウルトラマンメビウス アーカイブ・ドキュメント』では、エースキラーにガディバが合体してメビウスキラーになったと解説している[230]。『円谷プロ全怪獣図鑑』ではエースキラーに酷似したもの[122]、『僕たちの好きなウルトラマンメビウス』ではエースキラーの復元体[231]と記述している。
- ^ メビウスの元教官であるウルトラマンタロウの大技・ウルトラダイナマイトのメビウス版。
- ^ 書籍『ウルトラマンメビウス超全集』では、ヤプール人の復活とその前後の次元の異常にも関与していた可能性が記述されている[254]。
- ^ これは純粋な体を持ったウルトラ一族の体を分解する作用を持つため[254]、人間と結びついたウルトラマンヒカリやゾフィーには通用しなかった[255]。ウルトラ族以外にも使用し、地球襲撃前の第47話でウルトラマンメビウスの抹殺に失敗したメフィラス星人を処刑したり、球状に放ってガンフェニックストライカーを撃墜することから、純粋に破壊光線としての力は絶大である。
- ^ その正体は移動用の宇宙船ダークネスフィア
- ^ このとき、彼らは自分たちの大きさをはるかに上回る太陽全体を覆っている黒点を、数分で消滅させたため、通常は地球上で使う必殺光線の威力を、かなり抑えられて使用していたことが明らかになった。
- ^ 映像以外の外伝では、アークボガールの復活やジャッカル軍団の再襲来なども含む。
出典
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- 1 ウルトラマンメビウスの登場怪獣とは
- 2 ウルトラマンメビウスの登場怪獣の概要
- 3 地底怪獣 グドン
- 4 火山怪鳥 バードン
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- 50 悪質宇宙人 メフィラス星人
- 51 暗黒宇宙大皇帝 エンペラ星人
- 52 岩力破壊参謀 ジオルゴン
- 53 知略遊撃宇宙人 エンディール星人
- 54 脚注
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