インフィニティ・ガントレット 関連商品

インフィニティ・ガントレット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 18:37 UTC 版)

関連商品

本作のオリジナル版の刊行中、テナシティ社は正式なライセンスの下で表紙イラストレーションをプリントした黒Tシャツを作成し、マーベル社刊行物の広告ページを通じて限定販売した。Tシャツ前面にはミニシリーズ第4号の表紙が、背面には第3号の表紙が使われた[75]

刊行時に玩具展開は行われなかったが、それ以降に発売されたサノスのアクションフィギュアには、インフィニティ・ガントレットを着用した姿で造形されたりアクセサリとして附属するものがある。12インチサイズの「マーベル・セレクト」シリーズや[76]、2インチサイズの「スーパーヒーロー・スクァッド」シリーズは一例である[77]。2011年の「マーベル・ユニバース」シリーズでは、サノス、ウォーロック、ウォーロック用のガントレット、そしてミニシリーズ第3号の再版本がセットになったパックが販売された[78][† 12]。本作のロゴをパッケージに使った玩具シリーズもある。例として、「ミニメイト」シリーズのフィギュアセット(2009年)や[79]、ハズブロのサンディエゴ・コミコン限定セット(内容はサノスなどのフィギュアとフォーム製のガントレット)がある[80]

インフィニティ・ガントレットの形を模したライセンス商品も多数製作されており、貯金箱イヤリング(シンク・ギーク)[81][82]栓抜き(ダイアモンド・セレクト・トイズ)[83]コーヒーマグ(エンターテインメント・アース)[84]、オーブンミトン(ルート・クレイト)のような例がある[85]


  1. ^ 定期的に刊行されるが、終了号があらかじめ決められているコミックブック・シリーズ。その中でも短いものはミニシリーズと呼ばれる。またこれに対し、号数を限定せず、廃刊されない限りいつまでも続くものはオンゴーイング・シリーズ英語版またはレギュラーシリーズと呼ばれる。
  2. ^ "tie-in issues"、クロスオーバー関連号。
  3. ^ 籠手、もしくは長手袋。
  4. ^ 制作者が著作権を保有する作品。アメリカのメインストリーム・コミック界では一般的ではないが、大手出版社がクリエーター・オウンド作品専門のインプリントを設立することもある[7]Dreadstar はマーベルのインプリントエピック・コミックス英語版から刊行された。
  5. ^ 月刊コミックブックの特別号で、年刊で発行されるもの。
  6. ^ マーベル社は1989年にロナルド・ペレルマンの会社マクアンドリューズ&フォーブスによって買収された[14]
  7. ^ それまでにもマーベル社のキャラクターは互いに関わり合いを持ってきたが、そのようなストーリーはいずれかのキャラクターの個人タイトルで完結するのが普通であり、他の月刊タイトルのスケジュールやプロットに直接影響を与えることはまれだった。1985年の『シークレット・ウォーズII』はマーベル社で初めて月刊タイトルとのクロスオーバーを行ったリミテッド・シリーズであった。それ以後、月刊タイトル間のクロスオーバーが行われる頻度は増えていったが、『シークレット・ウォーズII』の刊行形態が再び採用されたのは『インフィニティ・ガントレット』が初めてだった[13]
  8. ^ コミックブック制作では、原作者と作画家の間で密な共作が行われる場合もあれば、分業に近い場合もある。「マーベル・メソッド」と呼ばれる制作形態では、作画家にもある程度ストーリーの決定権や創意の余地が与えられる。完全なスクリプトを作製する方式では、作画家にとっての自由度が狭められる。
  9. ^ 当時コミック専門店の多くはバーコードリーダー英語版を導入していなかった。また出版社にとっては、このような相違点があると異なる版を見分けやすいのも利点だった。ニューススタンドは売れ残ったコミックブックを返品して払い戻しを受けることができたが、専門店にはそれが許されていなかった[24]
  10. ^ 本作と同年の1991年に刊行されたDC社の作品。
  11. ^ コミックのプライス・ガイドは複数の発行元から出されており、それらは必ずしも一致しないので、価格が落ち着いた時期やその値は正確に決められない。
  12. ^ このフィギュアセットのサノスは既存製品のリペイントである。先行版でもインフィニティ・ガントレットは付属していた。






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