インタラクションデザイン インタラクションデザインの概要

インタラクションデザイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 14:53 UTC 版)

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概要

例えば、ソフトウェア、各種製品、携帯機器、環境、サービスウェアラブルコンピューティング、組織自体などのシステムに適用される。インタラクションデザインは、人工物やシステムのユーザーへの反応を振る舞い(インタラクション)として定義する。IaD または IxD と略記されることもある。システム開発においてユーザーの人力操作に対するシステムからの適切な反応を設計することで利用目的に合致した両面転移や、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)要素の肖然な振る舞いをデザインする専門的な作業である。

また、複数の異なる分野のデザインが相互作用を及ぼし,新しいデザイン活動を展開することと言う意味としても使用される。

インタラクションデザインは通常ユーザーを調査することから始まり、形状だけでなく振る舞いを強調したデザインを行い、そのデザインはユーザビリティや情緒的観点で評価される。

なぜインタラクションデザインか

製品とその利用経験(エクスペリエンス)が複雑化し、新たな能力が追加されるにつれて、デザイナーはさらに効果的に製品を使えるよう新たな挑戦を強いられている。

新たな技術はそのユーザーにとっては複雑すぎることが多い。インタラクションデザインは習熟曲線を最小化し、製品機能の価値を減らすことなく設計の正確性と効率を向上させる。その目的は、ユーザーの不満を最小にし、生産性を向上させ、満足度を向上させることである。

インタラクションデザインは、まずユーザーのニーズを調査認識し、それを元に設計することでユーザビリティと対象の使用経験を向上させる。

ユーザインタフェース設計との関係

インタラクションデザインはシステムのインタフェース設計との関連で語られることが多いが、インタラクションデザインはユーザーの経験に対応するシステムを開発することに注力してインタフェースを定義する。システムのインタフェースとは、視覚その他の感覚の人工物であり、デザインされたインタラクションを提供することを表現したものである。自動音声応答装置は視覚以外のインタフェースにおけるインタラクションデザインの例である。

インタラクションは技術的システムだけに限られることではない。人々は昔から互いに対話(インタラクション)してきた。従って、インタラクションデザインはサービスやイベントなど様々な場面で活用できる。もっとも、そのような様々なデザインをする場合でもインタラクションデザインであるという意識をしないことが多い。

歴史

インタラクションデザインは1980年代ビル・モグリッジが提唱したのが最初である。当初、「ソフトフェイス[1]」と呼ばれていたが、後にインタラクションデザインと呼ばれるようになった。

1989年、ジリアン・クランプトンスミス[2]がロンドンのロイヤルカレッジ・オブ・アートにインタラクションデザインの修士課程を設けた(当初「コンピューター リレーテッド デザイン」[3]と呼ばれており、現在では「デザインインタラクション」[4]と呼ばれている)。2001年、彼女は北イタリアにインタラクションデザイン専門の学校「インタラクション デザイン インスティテュート イブレア」[5]を創設した。今日では、世界中の学校でインタラクションデザインが教えられている。


  1. ^ : SoftFace
  2. ^ : Gillian Crampton-Smith
  3. ^ : computer-related design
  4. ^ : design interactions
  5. ^ : Interaction Design Institute Ivrea


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