アフター6ジャンクション2 番組グッズ

アフター6ジャンクション2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 08:00 UTC 版)

番組グッズ

メールなどで投稿したメッセージが放送中に紹介されたリスナーには、一部の企画[注 120]を除いて、『アフター6ジャンクション』時代から番組特製のステッカーを全員に郵送している。『アフター6ジャンクション2』への移行を機に、前述した「メインビジュアル」を組み込んだステッカーへ一新していて、初回(2023年10月2日)の放送中にメッセージや投稿ネタが紹介されたリスナーからこのステッカーをプレゼント。

『アフター6ジャンクション』

2018年8月17日に「下北沢ケージ」(京王井の頭線下北沢駅付近の高架線下に2016年8月19日から2019年9月30日までの期間限定で開設されていたイベントスペース)で開催の番組イベント『アフター6ジャンクション特別編・徹夜で夏期講習 in下北沢』からは、番組グッズの販売も開始。このイベントでは、ロゴTシャツ、ロングレングスTシャツ、サコッシュ、フェイスタオル[50]を会場(下北沢ケージ)で販売した[51]ほか、通信販売サイトの「Collective Store」でも期間限定・受注生産を条件に上記グッズの注文を受け付けていた[50]

「Adam by GMO」(GMOアダム株式会社)とのコラボレーションによる期間限定企画として、2022年4月から7月まで毎月第3水曜日の「CULTURE TALK」枠で放送されていた「NFTカルチャー・トーク」(デジタルアートの世界に詳しい株式会社メディバンの谷川智紀がNFTやNFTアートを4回にわたって解説するシリーズ企画)では、「ラジオ(番組グッズ)のNFT化」というプロジェクトを放送期間の途中から始動[52]。リスナーからもプロジェクトへのリクエストを募った結果、リスナーが厳選した「アトロクならではのフレーズ」を基に「デジタル・ボイス・ステッカー」(NFTアートによる番組グッズ)を制作することが決まった。

実際には、「NFTカルチャートーク」最終回(2022年7月20日)の放送中に、「アトロクならではのフレーズ」の音源を宇多丸とパートナーの山本(当日休演していた日比の代理)による声で収録。この音源から完成させた「デジタル・ボイス・ステッカー」の配布(無料配信)を、収録から2週間後(8月3日)に、水曜分の生放送と並行しながら「Adam by GMO」(NFTを活用したデジタルコンテンツの流通・決済サイト)で18:00から実施した[53]。このサイトへのアカウント登録を済ませたリスナーから先着順に300人(1人につき1回)限定で配布を始めたところ、放送中の19時台に上限(300人)へ達したため、その時点で配布を終了している。

TBSラジオと一部のネット局における放送が6年目を迎えた2023年には、「ロク(6)周年プロジェクト」の第1弾として、「SUZURI by GMOペバボ」(オリジナルグッズの作成・販売サービスを提供しているサイト)からのサポートによる「6周年記念グッズ」(受注生産品)の製作プロジェクトを4月の第2週から始動。6月5日(月曜日)からは、「SUZURI」内に設けた「アトロク・SUZURIストア」(記念グッズの全品と通常の番組ロゴ入りグッズの一部だけを扱うページ)限定でグッズの注文を順次受け付けている[54]

グッズの製作に際しては、「6周年記念ロゴ」のデザインをグラフィックデザイナーの大島依提亜(おおしま・いであ)に依頼する一方で、曜日パートナー全員やリスナーからの提案を可能な限り反映。「6周年記念ロゴ」付きのグッズ(Tシャツ、キャップ、スウェット、パーカー、ステッカーなど)は2023年6月第1週(5日)から、以下に記すパートナー別のグッズについては、同月の第4週(26 - 30日)で本来の担当日の放送中(18:00)から注文を受け付けている。
熊崎風斗(月曜日):「『感謝です!』ドッグTシャツ」(6月26日[注 121]から注文を受付)
宇垣美里(火曜日):「『烈』バケットハット」(色違いの2種類のハットで6月27日から注文を受付)
日比麻音子(水曜日):「『バキ酔い』ロンググラス」「『明朝体バキ酔い』グラス」(いずれも6月28日から注文を受付)
宇内梨沙(木曜日):「『スタンド・バイ・ミーミーちゃん』ブランケット」(6月29日から注文を受付)
山本匠晃(金曜日):「『んなわケッ(NNNAWAKE)!』サンダル」(6月30日から注文を受付)
グッズ名の『 』は、提案したパートナーが当番組の放送中に発したフレーズやエピソードに由来。「『明朝体バキ酔い』グラス」と「『んなわケッ!』サンダル」以外のグッズでは、サクライユウスケがデザインを手掛けている。

『アフター6ジャンクション2』

放送の開始から3週目(2023年10月16日 - 19日)に、リスナー向けのプレゼントを兼ねた「分割早押しクイズ」(出題文を4つのパートに分割したうえで1日につき1つのパートだけ読み上げる方式のクイズ企画)を実施している。このクイズでは、解答を番組の公式メールアドレスで受け付けたうえで、正解が記されたメールが番組の公式メールアドレスへ届くタイミングが最も早い順に10名のリスナーへ「ムルグアールーマサラ」(RHYMESTERの監修によるレトルトカレー)をプレゼント。「ムルグアールーマサラ」自体は番組グッズに該当しないものの、このような企画を実施することは、『アフター6ジャンクション』時代を含めても初めてである。

上記の期間には、ビデオリサーチがTBSラジオの放送対象地域(関東広域圏)で2023年10月分の聴取率調査を実施。これに対して、TBSラジオは『アフター6ジャンクション』の放送1年目(2018年12月分の調査)から、関東広域圏での調査期間に合わせた「スペシャルウィーク」の設定を取り止めている(当該項で詳述)。同局ではこの方針を『アフター6ジャンクション2』の開始後最初の聴取率調査(2023年10月第3週)でも維持していて、宇多丸も『アフター6ジャンクション』シリーズとしてのスタンスを「『スペシャルウィーク』という概念は存在しない。むしろ、『毎日がスペシャル』(という意識で放送している)」と表現。もっとも、『アフター6ジャンクション2』としての再スタートが調査の直前であったことなどから、宇多丸曰く「(放送枠の)お引っ越しの御挨拶を兼ねたスペシャルウィーク的な企画」に踏み切ったという。

「分割早押しクイズ」は、関東広域圏における2024年度以降の聴取率調査期間中にも、「1週間クイズ」と称して出題している。「1週間クイズ」では、正解が記されたメールが番組の公式メールアドレスへ早く届いた順に、以下のプレゼントを若干名のリスナーへ贈呈。その一方で、宇多丸はメールでの参加に際して、回答に至った「ロジック」(論理)をメールへ付記することを推奨している。

2024年4月第3週
前々週(4月第1週)に宇多丸がパリへ滞在していたことから、 正解が記されたメールが番組の公式メールアドレスへ最も早く届いたリスナーに「パリでの土産物」をプレゼント。
2024年6月第3週(「ウルトラウィーク」と称して実施)
正解が記されたメールが番組の公式メールアドレスへ届くタイミングが最も早かったリスナー(1位)から、5番目に早かったリスナー(5位)までの5名を対象にプレゼントを贈呈。以下の事情から、回答メールの送信に際しては、回答者の顔が写った画像の添付を求めている。
1位:宇多丸とレギュラーパートナー全員のサインが入った『アトロク2』のステッカー1枚、メールに添付された回答者の画像を基に宇多丸が描く似顔絵の色紙、「ドロッセルマイヤーさんの空論道」(ドロッセルマイヤーのボードゲーム)を「まごころセット」と称してプレゼント。
2位:番組側で選んだ『虎に翼[注 122]の公式グッズと、「ドロッセルマイヤーさんの空論道」をセットでプレゼント。
3 - 5位:「ドロッセルマイヤーさんの空論道」をプレゼント。

『アトロクプレゼンツ 高校演劇ZINE』シリーズ

「CULTURE TALK」や「BEYOND THE CULTURE」の水曜分では、パートナーの日比が横浜雙葉学園中等部・高等部の在学中に校内の演劇部で活動(主に脚本の執筆を担当)していたことを背景に、高校演劇に焦点を当てた特集を2019年から年に数回編成。高校演劇の経験者で、卒業後も演劇に携わる女性をゲストに随時招いている。また、日本の全47都道府県の持ち回り方式で年に1回(主に高校生の夏季休暇期間中に)開かれている全国高等学校総合文化祭(全国総文祭)閉幕直後の高校演劇特集には、高校演劇の経験者である澤田大樹(TBSラジオの国会担当記者)が演劇部門(全国高等学校演劇大会)の「総括」(関係者へのインタビュー音源を交えた鑑賞リポート)を目的に出演。この特集では、当該年の演劇部門に参加していた高校の名称と、上演された作品のタイトルを日比が全て紹介している。

その一方で、「BEYOND THE CULTURE」では2018年から、ZINE(個人や小規模なグループが非営利で制作する出版物)に関する特集を(水曜以外の曜日も含めて)数回放送してきた。以上の背景から、当番組では2020年2月の『RADIO EXPO ~TBSラジオ万博2020~』開催(詳細後述)に際して、日比が高校演劇での思い出などを語ったインタビュー記事などを所収した『アトロクプレゼンツ 高校演劇ZINE』を「Vol.1」(第1号)として製作。会場(パシフィコ横浜)内のブース限定で発売を始めたところ、短時間で完売に至った。この事態を受けて、2021年11月には第1号を増刷。さらに、日比と中田夢花(徳島市立高等学校演劇部の出身で現役の大学生・脚本家)による対談記事などを収めた「Vol.2」(第2号)を製作したうえで、第1号(増刷分)との併売を「TBS SHOPPING」(TBSグループの通信販売サイト)と東京都内2ヶ所の「TBSストア」限定で同月22日から開始した。第1号については、TBSラジオの第6スタジオで撮影された日比の写真を表紙に用いていて、2022年9月の時点で「ZINEとしては異例」とされる3刷にまで達している。

2023年には、日比と鬼頭すみれ(慶應義塾大学内の演劇サークル「創像工房 in front of.」で活動している現役大学生)による対談記事や、TBSへの入社前(立命館大学への在学中)まで演劇に携わっていた長峰由紀(60歳の定年を前に2023年3月で退職)へのインタビュー記事などで構成した「Vol.3」(第3号)を制作。全国総文祭演劇部門の開催中(7月30日 - 8月1日)には、TBSラジオが全国総文祭への協賛をこの年(鹿児島県)の開催分から始めたことを背景に、第3号の先行発売と第1号・第2号の併売を会場(鹿児島市川商ホール)内のロビーで実施していた。もっとも、第3号については後に乱丁が判明したため、一般向けの発売を『アフター6ジャンクション2』の開始後(2023年10月27日)にまで遅らせている。







英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  アフター6ジャンクション2のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アフター6ジャンクション2」の関連用語

アフター6ジャンクション2のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アフター6ジャンクション2のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアフター6ジャンクション2 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS