もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ 概要

もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/06 03:02 UTC 版)

概要

2019年に新作テレビシリーズの製作が発表、2020年2月13日に同年4月5日より放送することが発表された。テレビシリーズとしては約13年振りの新作となる。放送局は『まじめにふまじめ』まで放送していたテレビ朝日系列からNHK Eテレ[注 1]へと変更され、放送時間帯も朝から夜になっている。

新シリーズの開始に併せ、それまでのサンライズ(第5スタジオ)・亜細亜堂の2社から、本作品では劇場版第4作目より担当しているバンダイナムコピクチャーズ[注 2]と亜細亜堂の2社体制へと制作会社が変更された[5]

字幕放送を実施。ゾロリの声は黄色、イシシの声は水色、その回でメインとなるゲストキャラクターの声は緑色、ノシシを含むその他のキャラクターの声は白で表示される。

レギュラーキャストの大半は過去作と同じ(ゾロリ役の山寺宏一、イシシ役の愛河里花子、ノシシ役のくまいもとこなど)だが、『まじめにふまじめ』にてノシシ役のくまい(当時は代役の小林沙苗が担当)が復帰できないまま終了したため、本作が事実上の復帰となった[注 3]。一方で、前作までは再登場時でも多くは不動であったキャラのキャストが、本作では一部変更されている[注 4]

前作までのアニメと同様に、下品なシーンや犯罪まがいの行為をしようとする場面などはほとんどカットされ、一部のパロディ(実在人物をモデルにしたキャラや、他のアニメを元ネタとしたもの)は一部変更・割愛されている[注 5]。また、原作を元にしたエピソードも前作同様一部アレンジしたものもある[注 6]。第2シリーズでは、スピンオフ作品『スッポコペッポコ物語』を原作としたエピソードもある(ただし、原作と違い聞くのはウルウルではなくゾロリとなっている)。

第1シリーズは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けており、安全に配慮した番組制作を行うため、5月10日放送の第6話をもって放送延期[6]。5月17日は休止に伴う代替番組として『セサミストリート: エルモのおうちで遊ぼうSesame Street: Elmo's Playdate)』を放送し、5月24日から6月28日までは再放送を実施、7月5日より第7話以降の放送が再開された[7]

また、2022年7月にて35周年記念としてスマホアプリ『バーチャルゾロリ城』が配信された。


  1. ^ 制作局だった名古屋テレビ放送が2016年に制作された『ヘボット!』を気に自社制作のテレビアニメ事業から撤退したため、2017年より劇場版を不定期放送している。
  2. ^ バンダイナムコピクチャーズは、サンライズから子供向けアニメなどの製作部門とスタジオを分離した会社であり、バンダイナムコグループの会社が製作に関与しているという点では従来と大きく変わってはいない。
  3. ^ くまいは過去に公開された劇場版すべてに出演している
  4. ^ その内、妖怪学校の先生とブルルに関しては前作の放送終了後に演じたキャストが他界したため、映画『だ・だ・だ・だいぼうけん!』に登場する際にキャストが変更されたが、本作ではそのキャストは引き継がれず新たに再キャスティングされている。
  5. ^ 例えば、『ロボット大さくせん』に登場する巨大ロボットが原作では「ヘヴァーン・デルヨン初号機、ヘヴァーン・デルヨン二号機」(エヴァンゲリオンのパロディ)だったのに対し、アニメでは「ガンダブー、ジャスティスガンダブー」(ガンダムジャスティスガンダムのパロディ)に変更されており、原作の『大食い対決』に登場する芸能人をモデルにしたキャラがアニメではギャルツネ(ツネ美)チームのみの登場になっている等。
  6. ^ 例として、『王子さまになるほうほう』の原作ではなぞかけに使うのは座布団だが、アニメでは眠くなる帽子になっていたり (アシスタントも変わっている)、『イシシ・ノシシ大ピンチ』の原作では人質になったイシシ・ノシシは満潮の池に縛り付けられたが、アニメではサウナの部屋に閉じ込められていたり、『ようかい大うんどうかい』の原作ではフォークダンスが時間の都合で中止になったが、アニメでは時間が余ったことにより再起可能になっていたり(ただし、ゾロリが踊りたかった相手と踊れなかったという点は原作と同じ)、『たべるぜ!』でゾロリ達が出場するイベントが原作の『大食い対決』からゾロリ考案の『食リポ対決』になっている、『ダイエット大さくせん』で太った理由がギャグ好きの王様からご馳走してもらったのが原因になっている等。また『ロボット大さくせん』・『うちゅう大さくせん』は前作の『ちきゅうさいごの日』と同様のストーリーになっており、原作では出番のなかったキャラクターも多数登場している。原作に登場したキャラも原作では明かされなかった設定が登場している。





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