ぼくの夏休み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/05 12:38 UTC 版)
ぼくの夏休み 和也とはる菜のタイムスリップ。 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
企画 | 西本淳一(東海テレビ) |
脚本 |
樫田正剛(第1部) 武田有起(第2部) |
演出 |
松田秀知 小山田雅和 植田泰史 朝比奈陽子 |
出演者 |
綾部守人、二宮星(第1部) 井上正大、有村架純(第2部) ほか |
オープニング |
由紀さおり&ピンク・マルティーニ 「夜明けのスキャット」 |
エンディング |
由紀さおり&ピンク・マルティーニ 「さらば夏の日」 |
時代設定 | 2012年・1944年・1952年 |
製作 | |
プロデューサー |
服部宣之(東海テレビ) 後藤勝利(共同テレビ) |
制作 | 東海テレビ、共同テレビ |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2012年7月2日 - 8月31日 |
放送時間 | 平日 13:30 - 14:00 |
放送枠 | 東海テレビ制作昼の帯ドラマ |
放送分 | 30分 |
回数 | 45 |
概要
現代っ子で甘やかされて育った兄が、妹と共に過去へタイムスリップして過去の時代を生き抜き、更に病気になった妹のために奮闘し、精神的に逞しく成長する姿を描く。キャッチコピーは「生きなくちゃ。」。
- 平成からタイムスリップした直後の昭和19年 - 20年(1944年 - 1945年)の兄妹の姿を描いた第1部・少年編(第1話 - 第26話)と、その7年後・昭和27年(1952年)の成長した兄妹の姿を描いた第2部・青春編(第26話 - 第45話)の2部構成となる。脚本はそれぞれ樫田正剛(第1部)と武田有起(第2部)が担当する。
- 第1部・少年編で主役・青山和也を演じる綾部守人は今作が連続ドラマ初主演で、13歳8か月で同枠史上最年少主演を果たす。
- 第1部・少年編に続き、第2部・青春編では成長した主役の青山和也を井上正大、妹のはる菜を有村架純が演じた[2]。
- 本作のプロデューサー・服部宣之が、公式サイトのトップページに本作と同名のゲームソフト『ぼくのなつやすみ』をドラマ化したものでないことを明示すると同時に、「ドラマとゲーム、描く世界は違いますが、共にこの夏を盛り上げていきたいと思っております。」とのメッセージを掲載した。
あらすじ
第1部・少年編(第1話 - 第26話)
両親の離婚問題のため、夏休み期間を茨城県の母の実家に預けられることになった兄の和也と妹のはる菜。祖父母の家に向かう電車内で、ある老婆が戦争のことを語り出し、逃げるように途中下車する和也とはる菜。そこにSLが現れ、和也とはる菜がそのSLに乗ると、時空を超えて太平洋戦争真っ只中の昭和19年(1944年)の日本にタイムスリップしてしまう。平和で物が溢れた平成の世の中とはまったく異なる戦時中の暮らし、上条旅館の人々や予科練生たちとの出会いと別れ、女郎部屋へ売られてしまったはる菜と和也の再会など、1年に及ぶ紆余曲折を経てついに現代へ帰るSLに乗り込もうとした時、米軍機による空襲が駅を襲う。
第2部・青春編(第26話 - 第45話)
時は流れ昭和27年(1952年)。和也は20歳に、はる菜は17歳に成長していた。7年前の空襲による混乱で再び離れ離れになってしまった和也とはる菜。はる菜は和也は1人現代へ戻って幸せに暮らしていると信じ、むつみとちえ子と暮らしていた。はる菜を1人残して行けなかった和也ははる菜を名乗る少女と栄次郎と一緒に、それぞれの生活を送っていた。そんな2人がお互いの正体を知らないまま運命的な再会を果たすと、実の兄妹とは知らずに男と女として互いに惹かれていく。
- ^ 『週刊ザテレビジョン2012 No.45』、角川マガジンズ、2012年11月、39頁、2012年11月22日閲覧。
- ^ 第二部に井上正大さん・有村架純さん出演決定! 昼ドラ『ぼくの夏休み』 Archived 2013年6月24日, at the Wayback Machine. 『ぼくの夏休み』 - とれたてフジテレビ
- ^ クレジットでは「樫田正剛」の「樫」の右側の「堅」の左上の「臣」が「∥」になっている。
- ^ BARKS (2012年6月11日). “牛田智大、最年少で昼ドラ・メインテーマに起用”. 2012年6月12日閲覧。
- 1 ぼくの夏休みとは
- 2 ぼくの夏休みの概要
- 3 キャスト
- 4 スタッフ
- ぼくの夏休みのページへのリンク