いぬやしき
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 14:01 UTC 版)
兵器ユニット
*が表示されたものは実写映画では未使用。
事故により破壊された犬屋敷と獅子神を復元するために異星人が流用した機械兵器。素材や原理については不明だが、全身の表面は人間本人の皮膚や毛髪との判別が非常に難しい組織で覆われ、レントゲン撮影では内部を可視化できない。注射針やカッターナイフの刃、空中からの落下、被弾や殴打による衝撃は伝わるものの対物ライフルにすら耐える耐久力を持つ。消化機能が無く飲み物は体内でエネルギーになるのに対し食べ物を体内に入れた際は腕から噴出する様になっている。更に視力も高くなり犬屋敷は皮肉にも兵器ユニットを搭載された事で眼鏡が不必要になった。
- 銃撃能力
- 人差し指を向けた状態で「ばんっ」と叫ぶと、銃のような不可視攻撃が可能。さらに同じ状態で「だだだだだっ」と叫ぶとマシンガンのように連続発射することもできる。狙撃も可能で射程は10km以上に及ぶ。後述の能力と併用することで、体内に埋め込まれたカメラとあらゆる電子機器のディスプレイを経由して遠隔地にいる対象への攻撃も可能。
- 爆撃能力
- 両腕内部および背中に搭載された兵器から無数の光線を射出して攻撃する。照準は目視(内蔵カメラ)で行われ、自動モードの場合は威力が補正されピンポイントで着弾するものの、任意の場合は精度が落ちるうえに破壊規模が大きくなりがちである。腕からの射出の際は直前にプラズマが発生する。実写映画では背中の銃口は小型化、丸型に変更されている。
- ハッキング能力
- テレビ放送や警察無線の傍受、ATMやSNSや監視カメラへのクラッキング、放送周波数帯を掌握することで街頭ビジョンや家庭用テレビやスマートフォンへの電波ジャックが可能。
- 遠隔操作能力
- 手をかざすだけで思いのままに機械を遠隔操作することが可能。テレビのチャンネル切り替えから、自動車の運転や大型旅客機の操縦、さらには宇宙ステーションの操作まで行える。
- 飛行能力
- 背中に内蔵されたロケットエンジンの展開・噴射による飛行が可能。地球上での飛行はもちろん大気圏突入や宇宙空間での移動もできる。離陸時に大きな運動エネルギーが生じるため、離陸地点の箇所はクレーター状に減り込む。服を着用したまま飛ぶとエンジン展開により服が破けてしまう欠点がある。
- 治癒能力
- 手をかざすだけで軽度の創傷から現代医学では治療が困難な病気まで治すことができる。ただし心肺停止からの蘇生はできないため、心臓マッサージが必要となる。
- 通話能力
- 人差し指の爪が開くようになっており、指先からスキャンした入出力ポートを再現し、そこへ接続するとスマートフォンの全機能を体内へ移し替えることができる。着信時には着信音が頭の中で流れ視界内に連絡相手の顔と電話番号が表示される。通話は体内通信で行う。
- 自動モード*
- 意識を失うと体内の兵器ユニットマークが光り自動操縦状態に切り替わり、頭部から出現するカメラで視認した対象を無力化、または自身がエネルギー切れになるまで攻撃を継続する[注釈 2]。同じ自動モードでも、犬屋敷の場合は対象を戦意喪失に留めるのに対し、獅子神の場合は対象を全滅するまで攻撃し続ける。また犬屋敷の初めての自動モードでホームレスを救済した際はホームレス狩りを行っていた8人の少年達の顔と名前をインターネットとTVに公表し8人の少年達の人生を終わらせる報いも行った。
- エネルギー能力
- エネルギー源は水であることが示唆されている。エネルギー切れを起こすと喉が渇き真面に動けなくなり、何かを飲んで喉を癒すと動ける様になる。主に自動モードに入った際にエネルギー切れを起こす。ビールや缶ジュース、さらには雨水や川の水など、水であれば成分にかかわらずエネルギー源として利用可能。水以外の成分は摂取しても消化や吸収されず体内に残る。
- シミュレーション能力*
- その場で視認した対象を瞬時に観測・測定し、推論した行動の結果を確認することが出来る。
- 自爆能力*
- 両目がスイッチになっており、両目を同時に押すとカウントが入り自爆する。
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