甚平とは? わかりやすく解説

じんべい【甚平】

読み方:じんべい

じんべえ甚兵衛)」に同じ。


甚平

読み方:ジンベイjinbei

夏着そでなしのこと

季節

分類 人事


甚平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/14 22:01 UTC 版)

子ども用

甚平(じんべい)あるいは甚兵衛(じんべえ)は、男性あるいは子供の着る和装のホームウエアのひとつ。

甚平は「甚兵衛羽織」の略で「甚兵衛という名の人が着ていたことから」という起源説もあるが、江戸末期に庶民が着た「袖無し羽織(そでなしばおり)」が、「武家の用いた陣羽織(陣中で鎧・具足の上に着た上着)に形が似ていたことから」という説のほうが強いとされる。古老によれば、筒袖となって普及したのは大正時代。大阪であったという。

丈が短く、袖に袂がなくて衿と身頃につけた付け紐は、右を表左は裏側で結び、ふつうの和服のように右前に着る。そろいの半ズボンをはくのが今では一般的であるが、昭和40年頃までは、甚平といえば膝を覆うぐらい長い上衣のみであった。

木綿あるいは製で、単衣仕立て。脇の両裾に馬乗り(うまのり/スリット)がある。短い半袖や七分袖の筒袖・平袖で、袖口が広め。衿は「棒衿」で衽(おくみ)はないのがふつう。付け紐で結ぶので帯を必要としない。袖も身頃も全体的にゆったりして、風通しが良い作りなので、夏のホームウエアとして涼しく着られる。

甚平に似た和服に作務衣がある。

シーズン
素材によっては甚平は一年中着ることができる。だが、風通しの良さから夏に好まれて着られる。

関連項目

  • ジンベエザメ - 甚平のような模様が体にあることから名付けられた。

甚平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 10:07 UTC 版)

風の果て」の記事における「甚平」の解説

年寄り下男引退後は、息子友吉桑山家仕えている。

※この「甚平」の解説は、「風の果て」の解説の一部です。
「甚平」を含む「風の果て」の記事については、「風の果て」の概要を参照ください。

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