外群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/15 13:39 UTC 版)
外群(がいぐん、outgroup)とは、分岐学または系統学において、3つ以上の生物の単系統群の系統関係を決定するときに、参照するグループである。外群は系統樹に根をつけ、系統関係を知りたい内群の系統的位置関係を決定するのに用いられる。形質変化の極性は有根系統樹のみから決定できる[1]ため、外群の選択は系統に沿った形質状態の進化を理解する上で必須である。
- ^ Farris, J. S. (1982). “Outgroups and Parsimony”. Systematic Biology 31 (3): 328–334. doi:10.1093/sysbio/31.3.328. ISSN 1063-5157.
- ^ David A. Baum; Stacey D. Smith (2013). Tree Thinking: An Introduction to Phylogenetic Biology. Roberts. p. 175. ISBN 978-1-936221-16-5 .
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