八分儀とは? わかりやすく解説

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はちぶん‐ぎ【八分儀】

読み方:はちぶんぎ

船の位置決めるときに、天体の高度を測る器械六分儀前身で、目盛り環は円周8分の145度用いられている。オクタント


八分儀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/23 17:20 UTC 版)

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八分儀

八分儀(はちぶんぎ、Octant)は天体や物標の高度、水平方向の角度を測るための道具。測量航海に用いられ、弧が45°(360°の八分の一)であるところからこの名がついた。測定には平面鏡の反射を利用しており、45°の弧に90°までの目盛りが書き込まれている。

この機器にちなんだ、はちぶんぎ座という星座がある。

1730年ジョン・ハドリーによってこの機器が開発され、1732年王立協会へ提出された。後に、月の正確な運行表が作られると、これを利用して経度を知るためには90°を超える月と星の角度を測らねばならなかったため、八分儀よりも大きな角度を容易に測定できる六分儀が普及していった。

参考文献

関連項目


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