コリント人への手紙

デジタル大辞泉

コリントびとへのてがみ【コリント人への手紙】

読み方：こりんとびとへのてがみ

新約聖書の中の、使徒パウロがコリントの教会に送った2通の手紙。第1の手紙は教会内に生じた諸問題に対して、実際的解決と指導を与えたもので、第2の手紙は前書に対する反響に答えたもの。コリント書。コリントの信徒への手紙。

世界宗教用語大事典

コリントびとへのてがみ 【コリント（Corinth）人への手紙】

コリントはギリシアの都市で、パウロがコリントの教会に送った書簡。パウロは第二伝道旅行でコリントに一年半滞在し教会を設けた。その後第三伝道旅行中エペソで、コリント教会の内紛や信徒の淫行などを知り、警告の書としてこれを書いた。二通あるが、第二書簡は複数のものを後代の編集者が一まとめにしたものらしい。コリント書。『新約聖書』に収む。→ パウロ

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コリントの信徒への手紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2014/08/30 09:41 UTC 版)

コリントの信徒への手紙（コリントのしんとへのてがみ）、コリント人への手紙（コリントじんへのてがみ）は、新約聖書の中のパウロ書簡に含まれる書。