波浪予報(はろうよほう)wave forecasting
波を起こしている代表的な風速・吹送距離・連吹時間が想定出来る場合にはSMB法やPNJ法のような簡単な予報方法が用いられる。しかし、風速場の空間的な違いや、その時間変化、さらには複雑な地形条件を考慮に入れ、正確な波浪を予報する場合には、風域内での波の発生・発達、風域外に出たうねりの振舞い、沿岸域での屈折・回折の各段階について、大型計算機を用いた数値シミレーションが行われている。波浪場に働く外力として、風の中の乱れによる項、波により大気中に生ずる変動を通して励起される項、波の成分波間の非線型相互作用による項、碎波を通してのエネルギー損失、特に浅海域での摩擦による減衰等を含ませるが、それぞれの係数や簡略化の方式に従い、種々の予報方式が提唱されている。
このページでは「海の事典」からwave forecastingを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からwave forecastingを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からwave forecastingを検索
Weblioに収録されているすべての辞書からwave forecastingを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からwave forecastingを検索
- wave forecastingのページへのリンク