チアゼピンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > チアゼピンの意味・解説 

チアゼピン

(thiazepine から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/28 21:41 UTC 版)

1,3-チアゼピン
1,4-チアゼピン

チアゼピン(Thiazepine)は、七員環の中の1つの炭素原子が窒素原子に置き換わっているチエピンの置換体である。窒素原子の位置によって、1,3-チアゼピンと1,4-チアゼピンの2種類がある。

ベンゾチアゼピンは環に1つの、ジベンゾチアゼピンは環に2つのベンゼン環が結合している。

医薬品への応用

ベンゾチアゼピンの一種であるジルチアゼムは、ベラパミルとジヒドロピリジンの中間の性質を持つカルシウム拮抗剤である。プリンツメタル狭心症等の異型狭心症の治療に用いられる。(詳細はカルシウム拮抗剤#ベンゾチアゼピン系を参照。)

ジベンゾチアゼピンの一種であるクエチアピンは、向精神薬の一つであり、非定型抗精神病薬と呼ばれるメジャートランキライザーである。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「チアゼピン」の関連用語

チアゼピンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



チアゼピンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのチアゼピン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS