m個の仮説検定の分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 08:28 UTC 版)
「ファミリーワイズエラー率」の記事における「m個の仮説検定の分類」の解説
詳細は「多重比較問題」を参照 以下のm個の帰無仮説を仮定する。 H1, H2, ..., Hm 統計的検定を用い、それぞれの仮説が有意であるか有意でないかを示す。Hi に渡る検定結果を合計すると、以下の表ならびに関連する確率変数が得られる。 帰無仮説が真対立仮説が真系有意 V {\displaystyle V} S {\displaystyle S} R {\displaystyle R} 有意でない U {\displaystyle U} T {\displaystyle T} m − R {\displaystyle m-R} Total m 0 {\displaystyle m_{0}} m − m 0 {\displaystyle m-m_{0}} m {\displaystyle m} m 0 {\displaystyle m_{0}} は真である帰無仮説の数で未知のパラメーター。 m − m 0 {\displaystyle m-m_{0}} は真である対立仮説の数 V {\displaystyle V} は偽陽性(第一種過誤)の数 S {\displaystyle S} は真陽性の数 T {\displaystyle T} は偽陰性(第二種過誤)の数 U {\displaystyle U} は真陰性の数 R {\displaystyle R} は棄却される帰無仮説の数 R {\displaystyle R} は観測できる確率変数であるが、 S {\displaystyle S} 、 T {\displaystyle T} 、 U {\displaystyle U} 、および V {\displaystyle V} は観測できない確率変数である。
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