ロックアップ車通

大車林

ロックアップ車通

英語 lock-up point

トルクコンバーター内のロックアップクラッチを締結する車速をいう。スリップ制御なしの場合は、57km/h付近から締結し、60km/h定地燃費改善をはかるものもある。それよりも下の車速では、エンジン振動が車体に伝わり不快なので完全な締結を避ける。スリップ制御を行うと、その振動が減衰され締結車速は30km/h付近まで可能となる。10モード燃費は40km/hまでの加速と定常走行、20km/hヘ減速し40km/hへ加速と定常走行があるが、スリップ制御によりエンジン回転は吹き上がらず、減速時はトルクコンバーターのスリップでエンストしないので燃料カットが実施でき、燃費改善に貢献する。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。