カーネルパニック
カーネルパニックとは、オペレーティングシステム(OS)のカーネル部分において、何らかの理由で致命的なエラーが発生し、安全に復旧することができなくなった状態のことである。
カーネルパニックが発生すると、OSは完全に停止してしまい、強制終了を行って再起動する以外に対応方法がなくなる。
カーネルパニックは主にUNIX系OSにおいて用いられる表現であるが、UNIXから派生したLinux系OSやMac OS Xにおいても、同上の状況をカーネルパニックと呼ぶことがある。Windows系OSでは、同様の状況はブルースクリーンと呼ばれることが多い。
カーネルパニック
(kernel panic から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/10 01:08 UTC 版)
カーネルパニック (kernel panic; KPとも呼ばれる[1]) とは、コンピュータのオペレーティングシステムのカーネルが内部の致命的なエラー (英語版) を検出したときに取る安全対策である。このエラーでは、安全に回復できないか、システムを実行し続けることができず、大規模なデータ損失のリスクが大幅に高くなる。この用語は主にUnixおよびUnixライクなシステムに特有のものである。Microsoft Windowsオペレーティングシステムの場合、これに相当する用語は「ストップエラー」であり、Windowsの初期バージョンでは青背景でバグチェック画面が表示され[2]、バグチェックコードが表示される (口語的には「死のブルースクリーン」またはBSoDとして知られている)。Xbox Oneプラットフォームでは緑背景で表示され、Windows 10プレビュービルドでも表示される[3]。
- 1 カーネルパニックとは
- 2 カーネルパニックの概要
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