kBとKB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 13:56 UTC 版)
国際単位系 (SI) にてSI接頭辞の「キロ」は小文字で "k" と表記することが定められている。これに対し、国際単位系 (SI) にて強く禁止され、かつ、他の国際規格などでも定められていない俗習に従い、キロバイトをバイトの1024(= 210)倍としているMicrosoft WindowsやmacOSなどはKB(頭文字が大文字)と表記している。 それ故、キロバイトを国際単位系 (SI) に従いバイトの1000(= 103)倍を示す場合はkB(頭文字が小文字)、俗習に従いバイトの1024(= 210)倍を示す場合はKB(頭文字が大文字)と区別する場合がある(口語では、さらに明確に区別するために「ケーバイト」と読む場合もある)が、これも国際規格などで定められていない俗習である。 明確にバイトの1024(= 210)倍を示したい場合は、国際規格 (IEC 80000-13)にて定められている「キビバイト 」(KiB) と表記した方が無用な混乱を招かずに済む。
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