クラッシュストローク

大車林

クラッシュストローク

英語 crash strok

衝突時の、クルマのつぶれる寸法のこと。つぶれる寸法が大きいほど衝突を吸収して、衝撃を小さくしているので、安全なクルマといえる。最近のクルマはショートノーズ、ショートデッキ、またはショートオーバーハングといって、居住空間は変えないで、クルマの全長は短くするデザイン傾向にある。この場合、クラッシュストロークは少なくなり、衝突エネルギーの吸収は厳しい。そのため限られたクラッシュストロークのなかで、効率よくエネルギーを吸収させるようにフレームが折れ曲がらず、アコーデイオンのように連続的につぶれるよう工夫をしている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。