carcinoidとは? わかりやすく解説

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カルチノイド【carcinoid】

読み方:かるちのいど

癌腫(るいがんしゅ)。虫垂回盲部発生するセロトニン産生細胞からなる比較良性の腫瘍(しゅよう)。


カルチノイド

【仮名】かるちのいど
原文】carcinoid

通常消化器系虫垂が最も多い)、ときに肺やその他の部位発生する増殖緩慢な腫瘍。カルチノイドは肝臓その他の部位転移することがあり、またセロトニンプロスタグランジンなどの物質分泌してカルチノイド症候群原因となる場合もある。

カルチノイド

(carcinoid から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/04 22:40 UTC 版)

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結腸カルチノイド(粘膜切除術)

カルチノイド: carcinoid)とは、神経内分泌細胞(ホルモン産生細胞)から発生する腫瘍のこと。

現在では神経内分泌腫瘍(neuroendocrine tumor; NET)と呼ばれることが多い。

セロトニン産生細胞であるenterochromaffin細胞由来と考えられている。過剰なホルモン様物質をつくる場合があり、発生する物質からカルチノイド患者の20%未満でカルチノイド症候群が起きる場合がある。ヒトのセロトニンの約90%が存在する消化管に好発する。好発部位は気管支直腸空腸回腸虫垂十二指腸がある。

進化の過程で、鰓裂直後の消化管腹壁より分化した嚢状器官として肺は発生したため、呼吸器でもカルチノイド腫瘍は発生する。


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