カム仕上げピストン

大車林

カム仕上げピストン

英語 cam grinded piston

カムにより、ならい運動しながらグラインダーにより仕上げられたピストン。ピストンを量産する際、カムによりピストン中心とグラインダーとの中心間距離を変えながらピストンを回転させて研摩し、ピストン胴部のプロフィールを創成されたピストン。ピストンは常温においてはピストンピンの方向に短径をもつ楕円状であり、また、下方のスカート部に行くほど膨らみをもつプロフィールとなっている。この形状を創成するためにグラインダーで加工するときに、ピストンをまわしながら、研摩点との距離をカムにより変化きせている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。