attributable riskとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > ヘルスケア > がん用語 > attributable riskの意味・解説 

寄与リスク

【仮名】きよりすく
原文】attributable risk

ある暴露受けた集団における疾患でその暴露原因帰することのできるものの割合遺伝学的研究文脈においては、この"暴露"は特定の遺伝学的変異頻度となる。

寄与危険度

(attributable risk から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/20 00:50 UTC 版)

寄与危険度(きよきけんど)とは疫学における指標の1つであり、「寄与リスク(絶対リスク増加)」とも呼ばれ、暴露群と非暴露群における疾病の頻度の差。暴露群の発生率から非暴露群の発生率を引いたものが寄与危険度となり、暴露効果の強さを示すことが出来る。

疾病と暴露の比較
疾病あり 疾病なし
暴露あり A B A+B
暴露なし C D C+D
A+C B+D T

R:寄与危険度

「寄与危険度」が「暴露群における疾病の頻度」に占める割合を「寄与危険割合」と呼ぶ。

「寄与危険度(絶対リスク増加)」は「相対危険度」が1を上回る場合に用いられ、「相対危険度」が1を下回る場合は「絶対リスク減少」が用いられる。

暴露群の発生率ではなく、集団全体の発生率を用いたリスクの差は、「人口寄与危険度」となる。

関連項目

参考文献

  • 日本疫学会 編集『疫学 基礎から学ぶために』南江堂、1996年、P35-37、ISBN 4-524-21258-2
  • 糸川嘉則・斎藤和雄・桜井治彦・廣畑富雄 編集『NEW 衛生公衆衛生学(改訂第3版)』南江堂、1998年、P39-40、ISBN 4-524-21616-2
  • 鈴木庄亮・久道茂 編集『シンプル公衆衛生学 2002』南江堂、2002年、P99、ISBN 4-524-23506-X
  • 奥田千恵子 著『道具としての統計学(改訂第2版)』金芳堂、2011年、P119、ISBN 978-4-7653-1501-2


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「attributable risk」の関連用語

attributable riskのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



attributable riskのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2025 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの寄与危険度 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS