吉村石(Yoshimuraite)
岩手県下閉伊郡田野畑村田野畑鉱山
(Ba,Sr)2TiMn22+(SiO4)2(PO4,SO4)(OH,Cl) 画像の幅約１．４ｃｍ
画像中央に見える褐色の薄板状結晶が吉村石です。
１９６１年に岩手県野田玉川鉱山から発見された鉱物で、マンガン鉱床の研究者 吉村豊文博士にちなんで名付けられました。
吉村石
(Yoshimuraite から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/26 10:23 UTC 版)
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吉村石（よしむらせき、 Yoshimuraite）は、1961年に発表された日本産新鉱物で、東京大学の鉱床学者渡辺武男などにより、岩手県の野田玉川マンガン鉱山から記載された[1]。化学組成は、Ba2Mn2Ti(Si2O7)(PO4)O(OH)で、三斜晶系。九州大学の鉱物学者、吉村豊文のマンガン鉱床研究の業績をたたえて命名された。
脚注
- ^ Watanabe, T., Takeuchi, Y. and Ito, J. (1961): The Manganese Minerals of the Noda-Tamagawa Mine, Iwate Prefecture, Japan. III. Yoshimuraite, a New Barium-Titanium-Manganese Silicate Mineral. Mineral. Jour., 3, 156-167.
関連項目
外部リンク
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