ウィリアム・モリノー
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/07 10:26 UTC 版)
Jump to navigation Jump to searchウィリアム・モリノー(William Molyneux、1656年4月17日 - 1698年10月11日)は、アイルランドの科学者、弁護士で、政治に関する著述家でもある[1]。モリノーは、モリニュークス、モリヌークス、モリヌーとも[2]。
人物・業績
ダブリンの豊かな新教徒の地主の家に生まれた[3]。ダブリン大学のトリニティ・カレッジで学び、1685年に王立協会の会員となり[4]、1680年代にダブリン科学協会(Dublin Philosophical Society)を設立した[5]。
1692年、英語で初めて出版された光学論、Dioptrica Nova, A treatise of dioptricks in two parts(『新屈折光学』)で、望遠鏡、顕微鏡におけるレンズの働きについて記述した。また、イギリスの哲学者ロックの『人間悟性論』への応答として、モリヌークス問題を提示したことでも知られる[1][4]。
息子のサミュエル・モリノー(Samuel Molyneux、1689年 - 1728年)は、政治家、天文学者となった[6]。
脚注
- ^ a b 哲学の歴史〈第6巻〉 et al., p. 168
- ^ Weblio辞書-外国人名読み方字典「Molyneux」
- ^ 山本正 『図説 アイルランドの歴史』 河出書房新社、2017年、67頁。ISBN 978-4-309-76253-1。
- ^ a b “Molyneux; William (1656 - 1698)” (英語). Past Fellows. The Royal Society. 2011年12月24日閲覧。
- ^ en:Dublin Philosophical Society
- ^ en:Samuel Molyneux
参考文献
- THE ROYAL SOCIETY. “Molyneux; William (1656 - 1698)”. 2015年8月6日閲覧。
- 『哲学の歴史〈第6巻〉知識・経験・啓蒙―18世紀 人間の科学に向かって』 松永澄夫(責任編集)、一ノ瀬正樹(コラム<モリヌークス問題>執筆)、中央公論新社、2007年6月。ISBN 4124035233。
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