ワルテル・ノヴェッリーノとは? わかりやすく解説

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ワルテル・ノヴェッリーノ

(Walter Novellino から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 03:16 UTC 版)

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ワルテル・ノヴェッリーノ
名前
愛称 Monzon
カタカナ ワルテル・ノヴェッリーノ
ラテン文字 Walter NOVELLINO
基本情報
国籍 イタリア
生年月日 (1953-04-06) 1953年4月6日(68歳)
出身地 モンテマラーノ
選手情報
ポジション MF
ユース
トリノ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1970-1971 トリノ 0 (0)
1971-1972 レニャーノ 37 (1)
1972-1973 トリノ 1 (0)
1973-1974 クレモネーゼ 30 (2)
1974-1975 エンポリ 36 (5)
1975-1978 ペルージャ 81 (11)
1978-1982 ミラン 120 (10)
1982-1984 アスコリ 59 (12)
1984-1986 ペルージャ 51 (1)
1986-1987 カターニア 16 (0)
通算 431 (42)
代表歴
1978 イタリア 1 (0)
監督歴
1992-1993 ペルージャ
1993-1995 ASグアルド英語版
1995-1996 ペルージャ
1996-1997 ラヴェンナ
1997-1999 ヴェネツィア
1999-2000 ナポリ
2000-2002 ピアチェンツァ
2002-2007 サンプドリア
2007-2008 トリノ
2008-2009 トリノ
2009 レッジーナ
2011 リヴォルノ
2013-2015 モデナ
2016 パレルモ
2016-2018 アヴェッリーノ
2019 カターニア
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ワルテル・ノヴェッリーノ(Walter Novellino、1953年6月4日 - )は、イタリアの元サッカー選手、サッカー指導者。戦術へのこだわりが深く厳格な指導者であるため、選手との対立も少なくない。

経歴

トリノFCユース出身。エンポリペルージャACミランなどでプレーした。ポジションは主に攻撃的MF、そのフィジカルの強さと決定力の高さから、アルゼンチン出身プロボクサーモンソンの愛称が与えられた。イタリア代表としても1度プレーしている。

指導者に転身してから、4-4-2システムを基軸としている。ヴェネツィアナポリピアチェンツァを相次いでセリエAに昇格・残留させ、高い評価を受けた。

2002年より就任したUCサンプドリアでは、満足な補強が出来ない中で自らの戦術を選手に教え込みチームを躍進させた。2002-03シーズンにはチームを4年ぶりのセリエA昇格に導く。中盤での分厚い守備とサイドアタックを重視し、2003-2004シーズンにはチームを8位に導いた。翌2004-2005シーズンはチームを5位に導き、UEFAカップ出場権を確保。しかしチームはフランチェスコ・フラーキとサイドアタックへの依存度が高く、システムの限界が露呈してチームは低迷、2006-07シーズンはファビオ・クアリアレッラのブレイクもありUEFAインタートトカップ出場権を確保したものの9位に終わり、2007年にサンプドリアを去った。とはいえ、セルジオ・ヴォルピアンジェロ・パロンボやクアリアレッラなど、彼の指導により成長した選手は少なくなく、サンプドリアが中堅チームとしての地位を固められたことはノヴェッリーノの功績である。

2007-08シーズンにはトリノFCの監督に就任し、アルバロ・レコバアレッサンドロ・ロジーナエウジェニオ・コリーニらファンタジスタを擁して躍進が期待されたが、成績は低迷し、解任された。2008-09シーズン半ばに復帰するも、わずか4か月で解任されている。

サンプドリア時代には柳沢敦、トリノ時代には大黒将志を指揮している。

エピソード

  • ヴェネツィア時代、アルバロ・レコバを獲得すると、19試合で10ゴールと彼の才能を存分に引き出したことで知られる。レコバは好不調の波が激しく、守備も怠る選手であるため、彼を使いこなした監督は少ない。なお、トリノFCにおいても彼を呼び寄せたが結果は残せなかった。

選手歴

指導者歴




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