ヴィディヤーダラとは? わかりやすく解説

ヴィディヤーダラ

(Vidyadhara から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/28 21:04 UTC 版)

飛翔するヴィディヤーダラ

ヴィディヤーダラVidyadhara、発音としてはヴィデャーダラ)は、インド文学に登場する比較的新しい半神族。神通力にすぐれ、飛行能力を持つ。すでに『マハーバーラタ』にも登場するが、『ブリハット・カター』の著者グナーディヤが導入したともいわれる。

『カター・サリット・サーガラ』や『屍鬼二十五話』では、ジームータケートゥ王の王子ジームータヴァーハナやムリガーンカセーナ王の王女ムリガーンカヴァティーなどのヴィディヤーダラが登場する。特にジームータヴァーハナはヴィディヤーダラ族に現れた転輪聖王であり菩薩の化身とされ、『カター・サリット・サーガラ』では彼の物語が前世から語られている。また同書の主人公ナラヴァーハナダッタや、『屍鬼二十五話』の主人公トリヴィクラマセーナ王は物語の最後にヴィディヤーダラの王となる。

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