Uriah Hallとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Uriah Hallの意味・解説 

ユライア・ホール

(Uriah Hall から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/28 06:04 UTC 版)

ユライア・ホール
基本情報
本名 ユライア・アレクサンダー・ホール
(Uriah Alexander Hall)
通称 プライムタイム (Prime Time)
国籍 ジャマイカ
アメリカ合衆国
生年月日 (1984-07-31) 1984年7月31日(39歳)[1]
出身地 ジャマイカ
セント・キャサリン教区スパニッシュ・タウン[1]
所属 エクストリーム・クートゥア
キングスMMA
→フォルティスMMA
身長 183cm
体重 84kg
リーチ 202cm
階級 ミドル級
バックボーン 極真空手 (黒帯二段)、キックボクシング
総合格闘技戦績
総試合数 28
勝ち 17
KO勝ち 12
一本勝ち 2
判定勝ち 3
敗け 11
テンプレートを表示

ユライア・ホールUriah Hall1984年7月31日 - )は、ジャマイカ男性総合格闘家スパニッシュ・タウン出身。アメリカ合衆国ニューヨーク在住。フォルティスMMA所属。元ROCミドル級王者。

来歴

ジャマイカスパニッシュ・タウンで生まれ、13歳のときにアメリカ合衆国ニューヨークへ移住した。学校でいじめにあったのがきっかけで16歳から格闘技を始め、グラップリングムエタイで王者となった[1]2005年総合格闘技デビューし、2010年にはROCミドル級王座を獲得した。

2010年9月24日、ROCミドル級タイトルマッチでクリス・ワイドマンと対戦し、パウンドでTKO負けを喫し王座陥落した。

TUF

2013年1月、リアリティ番組The Ultimate Fighter」のシーズン17に参加。チェール・ソネン率いるチーム・ソネンに所属。ミドル級トーナメント1回戦でチーム・ジョーンズのアダム・セラ、2回戦でババ・マクダニエルを共にKO勝ちで下し、準決勝ではディラン・アンドリュースにTKO勝ちを収め、決勝進出を果たした。

2013年4月13日、The Ultimate Fighter 17 Finaleのミドル級トーナメント決勝でケルヴィン・ガステラムと対戦し、1-2の判定負け。準優勝に終わった。

UFC

2013年8月17日、UFC本戦初出場となったUFC Fight Night: Shogun vs. Sonnenジョン・ハワードと対戦し、1-2の判定負け。

2014年7月5日、UFC 175チアゴ・サントスと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2015年9月27日、UFC Fight Night: Barnett vs. Nelsonでミドル級ランキング6位のゲガール・ムサシと対戦。1Rにテイクダウンされグランドで押されるがしのぎ切り、2Rにホールのスピンキックと膝蹴りがムサシの顔面を直撃。倒した後、更にパウンド攻撃を浴びせTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2015年11月14日、UFC 193でミドル級ランキング14位のロバート・ウィテカーと対戦し、0-3の判定負け。

2016年9月17日、UFC Fight Night: Poirier vs. Johnsonでミドル級ランキング10位のデレク・ブランソンと対戦し、左ストレートからのパウンドで1RTKO負け。

2016年11月19日、UFC Fight Night: Mousasi vs. Hall 2でミドル級ランキング5位のゲガール・ムサシと再戦し、パウンドでTKO負け。

2017年9月16日、UFC Fight Night: Rockhold vs. Branchでミドル級ランキング10位のクリストフ・ヨトゥコと対戦し、2Rに右ストレートでダウンを奪い、パウンドで追撃しTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2018年7月7日、UFC 226でミドル級ランキング10位のパウロ・コスタと対戦し、2Rに右ボディブローでTKO負け。

2019年9月14日、UFC Fight Night: Cowboy vs. Gaethjeでミドル級ランキング13位のアントニオ・カルロス・ジュニオールと対戦し、2-1の判定勝ち。

2020年10月31日、UFC Fight Night: Hall vs. Silvaで元UFC世界ミドル級王者のアンデウソン・シウバと対戦し、右ジャブからのパウンドで4RTKO勝ち。試合後には尊敬する人物であったシウバに勝利したため、オクタゴン上で涙を流した。

2021年4月24日、UFC 261でミドル級ランキング11位のクリス・ワイドマンと再戦。序盤にワイドマンが放った右ローキックがホールの膝付近を直撃し、これによりワイドマンが右脚の脛骨腓骨を骨折しホールのTKO勝ちとなった。

2021年7月31日、UFC on ESPN: Hall vs. Stricklandでミドル級ランキング11位のショーン・ストリックランドと対戦し、0-3の5R判定負け。

2022年7月2日、UFC 276でミドル級ランキング13位のアンドレ・ムニスと対戦し、0-3の判定負け[2]

2022年8月9日、総合格闘技からの引退を発表した[3]

戦績

総合格闘技

総合格闘技 戦績
28 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
17 12 2 3 0 0 0
11 4 0 7 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× アンドレ・ムニス 5分3R終了 判定0-3 UFC 276: Adesanya vs. Cannonier 2022年7月2日
× ショーン・ストリックランド 5分5R終了 判定0-3 UFC on ESPN 28: Hall vs. Strickland 2021年7月31日
クリス・ワイドマン 1R 0:17 TKO(右脚の骨折) UFC 261: Usman vs. Masvidal 2 2021年4月24日
アンデウソン・シウバ 4R 1:24 TKO(右ジャブ→パウンド) UFC Fight Night: Hall vs. Silva 2020年10月31日
アントニオ・カルロス・ジュニオール 5分3R終了 判定2-1 UFC Fight Night: Cowboy vs. Gaethje 2019年9月14日
ベヴォン・ルイス 3R 1:32 KO(右フック) UFC 232: Jones vs. Gustafsson 2 2018年12月29日
× パウロ・コスタ 2R 2:38 TKO(右ボディブロー) UFC 226: Miocic vs. Cormier 2018年7月7日
クリストフ・ヨトゥコ 2R 2:25 TKO(右ストレート→パウンド) UFC Fight Night: Rockhold vs. Branch 2017年9月16日
× ゲガール・ムサシ 1R 4:37 TKO(パウンド) UFC Fight Night: Mousasi vs. Hall 2 2016年11月19日
× デレク・ブランソン 1R 1:14 TKO(左フック) UFC Fight Night: Poirier vs. Johnson 2016年9月17日
× ロバート・ウィテカー 5分3R終了 判定0-3 UFC 193: Rousey vs. Holm 2015年11月14日
ゲガール・ムサシ 2R 0:25 TKO(跳び膝蹴り→パウンド) UFC Fight Night: Barnett vs. Nelson 2015年9月27日
オルワレ・バンブーシェ 1R 2:32 TKO(パウンド) UFC Fight Night: Teixeira vs. St. Preux 2015年8月8日
× ハファエル・ナタウ 5分3R終了 判定1-2 UFC 187: Johnson vs. Cormier 2015年5月23日
ロン・スターリングズ 1R 3:37 TKO(ドクターストップ) UFC Fight Night: McGregor vs. Siver 2015年1月18日
チアゴ・サントス 5分3R終了 判定3-0 UFC 175: Weidman vs. Machida 2014年7月5日
クリス・リーベン 1R終了時 TKO(棄権) UFC 168: Weidman vs. Silva 2 2013年12月28日
× ジョン・ハワード 5分3R終了 判定1-2 UFC Fight Night: Shogun vs. Sonnen 2013年8月17日
× ケルヴィン・ガステラム 5分3R終了 判定1-2 The Ultimate Fighter 17 Finale
【ミドル級トーナメント 決勝】
2013年4月13日
ノダル・クダクザシビリ 5分3R終了 判定3-0 Ring of Combat 41
【ROCミドル級王座決定戦】
2012年6月15日
ダニエル・アキニェミ 1R 3:58 ヒールフック Ring of Combat 39 2012年2月10日
オング・ラ・エヌサン 3R 1:57 KO(パンチ) Ring of Combat 35 2011年4月8日
× コンスタンティノス・フィリッポウ 4分3R終了 判定0-2 Ring of Combat 34 2011年2月4日
× クリス・ワイドマン 1R 3:06 TKO(パウンド) Ring of Combat 31
【ROCミドル級タイトルマッチ】
2010年9月24日
ロジャー・キャロル 1R 2:41 ギブアップ(パンチ連打) Ring of Combat 30
【ROCミドル級王座決定戦】
2010年6月11日
ミッチ・ホワイトセル 3R 2:34 TKO(パンチ連打) Ring of Combat 27 2009年11月20日
エドウィン・アギラール 3R 4:31 TKO(打撃) Bellator XI 2009年4月10日
マイク・イアンノーネ 1R 0:44 TKO(パンチ連打) Ring of Combat 9 2005年10月29日

総合格闘技エキシビション

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ディラン・アンドリュース 2R 4:49 TKO(パウンド) The Ultimate Fighter: Team Jones vs. Team Sonnen 2012年12月11日
ババ・マクダニエル 1R 0:08 KO(右ストレート) The Ultimate Fighter: Team Jones vs. Team Sonnen 2012年12月4日
アダム・セラ 1R 4:56 KO(バックスピンフックキック) The Ultimate Fighter: Team Jones vs. Team Sonnen 2012年11月8日
アンディ・エンゾ 5分2R終了 判定3-0 The Ultimate Fighter: Team Jones vs. Team Sonnen 2012年10月30日

ボクシング

プロボクシング 戦績
1 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
1 0 1 0 0 0
0 0 0 0
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考・会場
1 2022年10月29日 勝利 4R 判定3-0 レビオン・ベル アメリカ合衆国
テンプレート

獲得タイトル

  • 第5代ROCミドル級王座(2010年)
  • 第7代ROCミドル級王座(2012年)

表彰

  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • The Ultimate Fighter 17 ノックアウト・オブ・ザ・シーズン(2013年)

脚注

関連項目

外部リンク


「Uriah Hall」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Uriah Hall」の関連用語

Uriah Hallのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Uriah Hallのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのユライア・ホール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS