Tu Longとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Tu Longの意味・解説 

屠隆

(Tu Long から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 07:37 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
屠隆

屠 隆(と りゅう、1543年 - 1605年)は、中国明代の戯曲作家。字は長卿、または緯真。赤水と号する。

生涯

寧波府鄞県の出身(現在の浙江省寧波市海曙区)。万暦5年(1577年)に進士となる。潁上知県となり青浦知県に転任する。その後、礼部主事に昇進したが讒言のために官職を辞め、故郷に帰る。その憤懣を詩作や飲酒で慰め、文を売りながら生活していた。万暦25年(1597年)に再び官職に起用され、万暦31年(1603年)には作家や名士70余名と烏石山の隣にある霄臺に盛宴を設けるまでになった。呉に遊歴し、虞山狼五山に滞在し半年後に故郷にもどり、幾ばくもなくして没する。

屠隆には異才があり、一度筆を下すとたちまち千言を書き、詩を口伝えに書き取らせようとしてもその朗誦に誰も追いつけなかったという。大言を吐く癖があり、特に演劇については自負しており、劇場では俳優の間に入って演技をして見せたりした。

戯曲

  • 『彩毫記』
  • 『曇花記』
  • 『修文記』

著作

  • 『白楡集』20巻
  • 『由拳集』23巻
  • 『鴻苞』
  • 『考槃余事』
  • 『游具雅編』
  • 『鉅文』
  • 『娑羅館清言』
  • 『仏法金湯録』

参考文献

  • 八木澤 元『明代劇作家研究』(1959年)
  • 戚世雋『明代雑劇研究』(2001年)

「Tu Long」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Tu Long」の関連用語

Tu Longのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Tu Longのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの屠隆 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS