トシン・オグノデとは? わかりやすく解説

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トシン・オグノデ

(Tosin Ogunode から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/12 04:08 UTC 版)

トシン・オグノデ
選手情報
フルネーム トシン・ジョゼフ・オグノデ
ラテン文字 Tosin Ogunode
国籍 カタール
競技 陸上競技短距離走
種目 60m, 100m, 200m
生年月日 (1994-03-02) 1994年3月2日(29歳)
出身地 ナイジェリア
成績
地域大会決勝 アジア大会
100m:2位(2018年)
アジア選手権
100m:5位(2017年)
自己ベスト
60m 6秒50(2014年)
100m 10秒00(2018年)
200m 20秒78(2018年)
獲得メダル
陸上競技
カタール
アジア大会
2018 ジャカルタ 100m
アジア室内選手権
2018 テヘラン 60m
編集 

トシン・ジョゼフ・オグノデTosin Joseph Ogunode1994年3月2日 ‐ )は、ナイジェリア出身でカタール国籍の陸上競技選手。専門は短距離走。兄のフェミ100m200mの元アジア記録保持者。

経歴

2014年1月25日にフラッグスタッフ(標高約2000m)で開催されたノーザン・アリゾナ大学招待室内 (NAU Invitational Indoor) 男子60m決勝において、高地記録ながらアジア記録(6秒51)を上回る6秒50の自己ベストをマークし、兄を0秒01抑えて優勝した[1]。この記録はしばらくの間、国際陸上競技連盟サイトに室内アジア記録として掲載されていたが[2]、最終的にナイジェリア人時代の記録となり[3]、室内アジア記録にはならなかった。

2015年1月29日にカタールの市民権を獲得。2016年1月28日からカタール代表として競技することが可能となった[4]

2016年2月に自国カタール・ドーハで開催されたアジア室内選手権 (en男子60mではメダル候補だったが、準決勝でフライングを犯し失格に終わった[5]

2017年7月にブバネーシュワルで開催されたアジア選手権に出場すると、男子100m予選を全体4位の10秒37(+0.8)、準決勝を全体3位の10秒32(0.0)で突破し、兄弟揃って決勝に進出した。迎えた決勝は雷雨により開始が遅れ、更にフライングで2人の選手が失格するという中[6]、10秒40(+0.7)とタイムを落として5位に終わり、兄弟揃ってのメダル獲得とはならなかった(兄は銀メダル獲得)[7]

自己ベスト

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒00(+0.8) 2018年8月26日 ジャカルタ
200m 20秒78(+0.1) 2018年8月28日 ジャカルタ
室内
60m 6秒50A 2014年1月25日 フラッグスタッフ 高地記録

主要大会成績

備考欄の記録は当時のもの

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2016 アジア室内選手権 (en ドーハ 60m 準決勝 DQ 予選6秒67
アジア選手権 (en ブバネーシュワル 100m 5位 10秒40 (+0.7)
200m 予選 1分55秒51 (-0.2)
2018 アジア室内選手権 (en テヘラン 60m 2位 6秒63
世界室内選手権 バーミンガム 60m 準決勝 6秒77
アジア大会 ジャカルタ 100m 2位 10秒00 (+0.8)
200m DNF(sf) 記録なし 予選20秒78 (+0.1)
2019 アジア選手権 カタール ドーハ 100m 準決勝 10秒32 (+1.4)

脚注

  1. ^ Results / NAU Invitational”. TFRRS (2017年7月7日). 2017年7月11日閲覧。
  2. ^ Filter Records By Discipline MEN - SENIOR -INDOOR 60 Metres”. 国際陸上競技連盟. 2014年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月11日閲覧。
  3. ^ senior indoor 2014 60 Metres men”. 国際陸上競技連盟 (2017年7月7日). 2017年7月11日閲覧。
  4. ^ IAAF World Indoor Championships Birmingham 2018 • Biographical Entry list(3ページ参照) (PDF, 2.1 MB) 国際陸上競技連盟 2018年3月5日閲覧
  5. ^ Records tumble on first day of Asian Indoor Championships”. 国際陸上競技連盟 (2016年2月19日). 2017年7月11日閲覧。
  6. ^ With double gold in 400 and metric mile, India consolidates place at top of charts-Day 2 of AAC2017”. アジア陸上競技連盟 (2017年7月). 2017年7月11日閲覧。
  7. ^ 2017年アジア選手権男子100m決勝リザルト (PDF, 75.8 KB) 2017年アジア選手権・公式サイト 2017年7月11日閲覧

外部リンク




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