テラウチウンカ
テラウチウンカ |
Terauchiana singularis Matsumura |
☆三郷・流山・水元で観察できる |
頭部が著しく前方へ突出した独特の形態を持っていて、天狗の鼻を思わせる。
秋に発生するタイプは、うす茶色で濃い褐色の非常に小さな斑点をちりばめている。
湿った草むらに住み、そのまま成虫越冬し早春から観察できる。この時期はヨシの新芽に止まっていることが多く、観察のポイントとなる。
夏に発生するタイプは、従来クロバネテラウチウンカ呼ばれ、別種として扱われてきた種で、黒い体に、白~クリーム色の斑紋を持っている。
図鑑にはアシ・ススキ・チガヤにつくと書いてあるが、特にヨシの茎や葉に止まっていることが多く、発生時期には少なくない。
三郷・流山・水元エリアでは、河川敷のヨシ原や水田周辺で観察できる。
テラウチウンカ型↓クロバネテラウチウンカ型↓
中間型↓
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