構造盆地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/10/12 01:42 UTC 版)
構造盆地(こうぞうぼんち、tectonic basin[1]、structural basin[2])は、プレート運動により、本来は平坦であった岩石層が、歪力を受けて形成される、大規模な地質構造のひとつである。構造盆地は、上記の力により生じた沈降地域であり、同じ原因により隆起した場所が、背斜などのドーム状地形である。また、いくつかの細長い構造盆地は、向斜として知られているものである。構造盆地は堆積盆地の場合もあり得る。これらは、沈降地形に後から堆積物が溜まって形成される。しかし、多くの構造盆地は、堆積層が形成された時期よりはるか後に、プレート運動に伴って形成されたものである。
- ^ 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年。ISBN 4-8181-8401-2。
- ^ 文部省編 『学術用語集 地理学編』 日本学術振興会、1981年。ISBN 4-8181-8155-2。
- 1 構造盆地とは
- 2 構造盆地の概要
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