Stewardship Codeとは? わかりやすく解説

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スチュワードシップ‐コード【stewardship code】

読み方:すちゅわーどしっぷこーど

機関投資家資産運用受託者としての責任を果たすために求められる行動原則投資先企業企業価値の向上や持続的成長促すことにより、顧客受益者の中長期的な収益拡大を図ることを目的とする。英国事例参考に、金融庁平成26年2014)に策定


スチュワードシップ・コード

(Stewardship Code から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/13 06:05 UTC 版)

スチュワードシップ・コードStewardship Code)とは、コーポレートガバナンスの向上を目的とした機関投資家の行動規範である[注釈 1]。機関投資家の支配力を活かしたソフトロー(Soft law)の一種であり、企業経営の収益力を向上させたり、企業不正を監視したりもする。いまや国際標準であるが、英国発祥の紆余曲折した制度である。


注釈

  1. ^ 本来「Steward」とは「執事」などという意味で、株主である機関投資家は本来企業経営をサポートする執事であり、原資を提供した投資者の執事でもあるという思想からスチュワードシップ(Stewardship)と呼ばれている。このため、日本では「『責任ある機関投資家』の諸原則」と呼ばれている。

出典

  1. ^ "Walker review: main points", The Telegraph, 26 Nov 2009, Retrieved 12 Feb 2018.
  2. ^ "A review of corporate governance in UK banks and other financial industry entities: Final recommendations 26 November 2009", Recommendation 16.
  3. ^ FairPensions, "Lessons from LIBOR: Wider implications of the scandal for the Financial Services Bill (PDF) ", Briefing Note: 4 July 2012, Retrieved 12 Feb 2018.
  4. ^ "Adherence to the FRC's Stewardship Code (PDF) ", At 30 September 2012, Retrieved 12 Feb 2018.
  5. ^ Diana B. Henriques, Fidelity’s World: The Secret Life and Public Power of the Mutual Fund Giant, Scribners, 1995.
  6. ^ スチュワードシップ・コードに関する有識者検討会”. 金融庁 (2017年). 2019年5月11日閲覧。
  7. ^ 部下に有害と呼ばれたリクシル会長の末路”. プレジデントオンライン (2019年5月10日). 2019年5月11日閲覧。


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