脊髄硬膜外血腫
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脊髄硬膜外血腫(せきずいこうまくがいけっしゅ、英: spinal epidural hematoma、spinal extradural haematoma、SEH)とは脊髄硬膜外で出血し形成された血腫部位から突然放散痛が出現し、また血腫が脊髄を圧迫するため運動麻痺と感覚障害が起こる稀な疾患である[1][2]。脊髄硬膜外血腫の多くは特発性であり、およそ半数の初発症状が対麻痺ではなく顔面を含まない片麻痺であり脳梗塞との鑑別が問題になる。Stroke mimicのひとつである[3]。
- ^ Neurosurgery. 1996 Sep;39(3):494-508 PMID 8875479
- ^ Neurosurg Rev. 2003 Jan;26(1):1-49. PMID 12520314
- ^ J Cent Nerv Syst Dis. 2014 Feb 6;6:15-20. PMID 24526842
- ^ a b Radiology. 1996 May;199(2):409-13. PMID 8668786
- ^ J Neurol Sci. 1990 Sep;98(2-3):121-38. PMID 2243224
- ^ 臨床神経 2014 54 395-402.
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