脊髄神経硬膜枝とは? わかりやすく解説

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脊髄神経硬膜枝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 14:01 UTC 版)

神経: 脊髄神経硬膜枝
Meningeal branches of spinal nerves
支配 intraspinal ligaments, vertebral periosteum, anulus fibrosus, zygapophysial joint capsules
起始
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脊髄神経硬膜枝(せきずいしんけいこうまくし、英語: meningeal branches of the spinal nervesrecurrent meningeal nervesや、sinuvertebral nervesrecurrent nerves of Luschkaという呼び名もある)は、脊髄神経の分節から分枝する多数の小神経。

前枝と後枝の起始部付近にあり、交通枝英語版(rami communicantesは、脊髄神経交感神経幹の間を連絡する枝である)の前から分岐する。

その後、再び椎間孔に入り、椎間関節英語版や、椎間板の線維輪、脊柱管靭帯骨膜を神経支配し、痛みの刺激を伝える。

ただし、椎間板の髄核には痛覚を伝える感覚神経はない。

参照

  • Drake RL, Vogl W, Mitchell AWM. Gray's Anatomy for Students. New York: Elsevier; 2005:69-70.
  • Ropper AH, Samuels MA. Adams and Victor's Principles of Neurology. Ninth Edition. New York: McGraw Hill; 2009.



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