Sodium nitrateとは? わかりやすく解説

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硝酸ナトリウム


硝酸ナトリウム

英訳・(英)同義/類義語:sodium nitrate

NaNO3

硝酸ナトリウム

(Sodium nitrate から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/01 10:20 UTC 版)

硝酸ナトリウム
IUPAC名 硝酸ナトリウム
別名 チリ硝石
組成式 NaNO3
式量 84.99 g/mol
形状 吸湿性の無色結晶
結晶構造 三方晶系
CAS登録番号 7631-99-4
密度 2.3 g/cm3, 固体
水への溶解度 92.1 g/100 mL (25 °C)
融点 308 °C
沸点 380 °C(分解)
出典 ICSC

硝酸ナトリウム(しょうさんナトリウム、英語:sodium nitrate)は硝酸のナトリウム塩で、化学式NaNO3で表される化合物である。天然にはチリ硝石という鉱物として鉱山から採掘される。工業的には硝酸をソーダ灰(炭酸ナトリウム)または水酸化ナトリウムと反応させることによって製造されている。

性質

潮解性があり熱水にはよく溶けるが、温度が下がるにつれて水への溶解度は減じる。水溶液は中性を示す。無水メタノールには僅かに溶けるが、エタノールにはほとんど溶けない。

用途

マッチタバコ燃焼補助剤爆薬の成分、肥料、ロケットの固体推進剤、ガラス陶器の光沢剤・や消泡剤、太陽熱発電等の蓄熱媒体などがある。また、食品の防腐剤として食品添加物に用いられるほか、葉菜類に多く含まれている。藻類の培養液向けとしての用途もある。

発がん性

肉に含まれるヘム鉄は発がん性のあるニトロソアミンの生成を促し、さらに加工肉では亜硝酸ナトリウムや硝酸ナトリウムがこれを生成する[1]。国連WHOの研究機関IARCは、加工肉を発がん性が明確であるというグループ1に指定している[1]

反応

硫酸と反応させて硝酸を製造するのに用いられる。生成物は分留によって精製され、残渣として硫酸水素ナトリウムが得られる。その他にも塩化ナトリウム硝酸銀を混合すると

全般その他


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