ラウンデル
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ラウンデル(英: roundel)は、円を基調としたロゴタイプやシンボルのこと。日本語では(とくにイギリス空軍のものを指して)蛇の目と通称されることもある軍用機の国籍マークに代表されるほか、ロンドン地下鉄などにも採用されている。
軍用機において最初にラウンデルを使用したのは、第一次世界大戦中のフランス軍によるものである。それは、フランスの国旗を円形に変形させたものであった。イギリス連邦諸国の空軍においては、イギリス空軍のラウンデルの中心部を変更したラウンデルが国籍マークとして使用されている。
円を基調にしたロゴを用いている企業・団体等
日本
日本国外
関連項目
ロンドー体
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/07/14 17:54 UTC 版)
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ロンドー体(roundel, ロンデル、ラウンデル)は、アルジャーノン・チャールズ・スウィンバーンが考案した、英語詩に使われる韻文の形式。
目次 |
構造
ロンドー体はフランスのロンドーの変化形で、様式化された特定のパターンに従って繰り返されるリフレインを使用する。ロンドー体はそれぞれ同じ数の音節を持つ9つの行と、その3行目と9行目の後に付け足されたリフレインの、合計11行から成る。リフレインは第1行の最初の言葉と同じでなければならず、長さは1行の半分で、第2行と同じ押韻することが許される。3つのスタンザ(詩節、連)からなり、押韻構成は「abaR bab abaR」となる(Rはリフレイン)。
スウィンバーンは、『A Century of Roundels』という本も出版して[1]、ロンドー体形式の詩を友人であるクリスティーナ・ロセッティに献呈した。ロセッティもその後、ロンドー体形式の詩を書き始めた。
例
スウィンバーンの詩『A Baby's Death』には7つのロンドー体詩が含まれ、すべて上述の規則に従っている。次に挙げるのはその4つめのロンドー体詩で、イギリスの作曲家エドワード・エルガーによって曲がつけられた(『Roundel』1897年)。
- The little eyes that never knew - (a)
- Light other than of dawning skies, - (b)
-
What new life now lights up anew - (a)
- The little eyes ? - (R)
- Who knows but on their sleep may rise - (b)
- Such light as never heaven let through - (a)
- To lighten earth from Paradise? - (b)
- No storm, we know, may change the blue - (a)
- Soft heaven that haply death descries - (b)
-
No tears, like these in ours, bedew - (a)
- The little eyes. - (R)
脚注
- ^ Algernon Charles Swinburne, A Century of Roundels (London: Chatto & Windus, 1883).
外部リンク
- Roundelのページへのリンク