Reichenbachfallとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > Reichenbachfallの意味・解説 

ライヘンバッハ‐たき【ライヘンバッハ滝】

読み方:らいへんばっはたき

《Reichenbachfall》スイスベルン州の町マイリンゲン付近にある7段の滝。ドイル推理小説最後の事件」で、主人公シャーロック=ホームズ姿を消した場所として有名。

ライヘンバッハ‐たきの画像
撮影・Sergei Gussev https://goo.gl/yo9Pq0

ライヘンバッハの滝

(Reichenbachfall から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/20 13:49 UTC 版)

ライヘンバッハの滝
所在地 スイス
位置 北緯46度42分49秒 東経08度10分57秒 / 北緯46.71361度 東経8.18250度 / 46.71361; 8.18250
落差 250 m
滝幅 90 m
水系 ライヘンバッハ川
プロジェクト 地形
テンプレートを表示

ライヘンバッハの滝(ライヘンバッハのたき、: Reichenbachfall)は、スイスにある落差250メートル(656フィート)、幅90メートル(300フィート)のである。アルプス山脈でも最も高所にある滝のひとつである。

ふもとにあるマイリンゲン英語版の町は、メレンゲの発祥の地ともいわれている。

コナン・ドイルとの関係

この滝はコナン・ドイル推理小説に登場する名探偵シャーロック・ホームズが、短編小説『最後の事件』で「宿敵モリアーティー教授と相討ちになって滝つぼに落ち、死んだ場所」[1]としても知られている。 

岩棚にぶつかって幾筋にも分かれるこの滝は、その美しい光景からライヘンバッハの景勝地として、同地を旅行した作者ドイルにもベルン州にある多くの滝の中でも特に強い印象を与えたようである。

ストランド・マガジン』で連載していたホームズの物語は絶大な人気となり、ドイルはホームズ物の連載に追われることとなった。しかし、『最後の事件』の執筆当時、「より文学的な歴史小説」に題材を移そうと考えており、ホームズの連載が足かせになると考え、その連載を終わらせるためにホームズを亡き者にしようと考えた。こうして、このライヘンバッハの滝で自分の生み出した国民的ヒーローであるホームズを死なせることを決意したドイルは、母へ送った手紙の中で下記のように表している。

「いいかげんもっと高邁なものを目指したいのです。ホームズ抹殺で大きな収入源を捨てることになっても、です」
(I must save my mind for better things even if it means I must bury my pocketbook with him.)

しかし、そんなドイルの決断もむなしく、読者は作者にホームズの物語の再開を求めて抗議。ドイルはホームズを再開するが、それは「ライヘンバッハ」以前の活躍を描いたものだった。

読者はこれに飽き足らず、「生きているホームズ」の活躍を読みたがっており、読者の熱望に負けてドイルは「ホームズはバリツという武術でモリアーティーを投げ飛ばし、滝から生還した」と設定を変更し、ホームズは『空き家の冒険』で復活することとなった。

現在、滝へつながるケーブルカーの駅には、ホームズについて記した記念プレートが設置されている。作中での舞台へは、滝の上部までの道を登り、橋を渡り、丘の下までのコースを辿ることで行くことができる。ここには英語、ドイツ語、フランス語で書かれた記念碑があり、「この恐ろしい場所で、1891年5月4日、シャーロック・ホームズがモリアーティー教授を打ち倒した」と刻まれている。

作中でモリアーティーとホームズが落ちたのは滝の反対側であり、詳細は「シャーロック・ホームズ博物館」となっている古い教会堂で展示されている。マイリンゲンの町にはほかにホームズが宿泊した「英国旅館」、ホームズ像、コナン・ドイル広場がある。

ギャラリー

外部リンク

  1. ^ シャーロックホームズの思い出, 最後の事件 & 1893年ストランドマガジン12月号.


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Reichenbachfall」の関連用語

Reichenbachfallのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Reichenbachfallのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのライヘンバッハの滝 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS