パミテプラーゼとは? わかりやすく解説

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パミテプラーゼ

(Pamiteplase から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 04:22 UTC 版)

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パミテプラーゼ
識別
CAS番号
151912-42-4
PubChem SID: 17398297
KEGG D05410
化学的データ
化学式 C2172H3309N627O658S34
分子量 49,823.14 g·mol−1
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パミテプラーゼ(Pamiteplase)は、遺伝子組換え組織プラスミノーゲン活性化因子(rt-PA)製剤であり、血栓の溶解に用いられていた。天然型t-PAの92~173番目のアミノ酸(Kringle-1ドメイン)を欠き、275番目のArgGluに変更されている[1]。アミノ酸445残基からなる糖タンパク質で、全体の分子量は約53,000である[2]。1998年12月に承認された[3]:92[4]:66が、2010年1月に販売終了した[5]:285

効能・効果

急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)[6]:5

投与経路

静脈内ボーラス投与[1]

副作用

重大な副作用として、重篤な出血(脳出血、後腹膜出血、消化管出血、心嚢液貯留等)等が知られていた[6]:5

製造

遺伝子組換えCHO細胞より産出された[2]

参考資料




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