OpenNapとは? わかりやすく解説

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OpenNap

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/20 07:36 UTC 版)

OpenNap
開発元 オープンソース
リポジトリ ウィキデータを編集
種別 ファイル共有ソフト
ライセンス GNU General Public License
公式サイト opennap.sourceforge.net ウィキデータを編集
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OpenNap(オープン ナップ)はNapster社により運営されていた旧Napsterサービスの互換プロトコル名およびサーバソフトウェアである。

概要

Napster互換のプロトコルを用いた中央サーバ型のファイル交換機能と、独自プロトコルによるサーバ非依存のピュアP2P型ネットワーク機能の双方を兼ね備える。世界各地にNapster互換サーバが設置されており、誰でも自由にログイン可能なサーバから、特定のテーマが設定された会員制サーバまで多種多様なサーバが存在する。また、複数のネットワークへの同時接続にも対応している。なお、「OpenNap」という語はプロトコル自体を指す場合とサーバソフトウェアを指す場合がある。

元々Napster互換として開発されたプロトコル、および同規格に準拠したサーバソフトウェアであったが、Napster社の経営方針転換に伴い互換性はほぼ喪失した。

機能

OpenNapは、Napster同様、チャットシステム、インスタントメッセージ(IM)、ファイル検索、ファイル参照、ファイル交換の機能を有する。

ファイル交換機能以外はIRCサーバを意識した設計となっており、実際にIRCとの共存型サーバソフトウェアや、両規格に対応したクライアントソフトが存在する。

日本語への対応

元々OpenNap自体はMySQLを利用した検索システムを持っていたが、リンクサーバの実装が性能的な問題により困難だと判断した開発チームは、ハッシュテーブルを内部に持つことで非常に軽快な動作をするシステムを作り上げた。

しかし、問題点として、分かち書きがされていない日本語の検索に非常に大きな問題があった。

国内では、usjが中心となって立ち上げたSlavaDevや、それを元にMataParaにより改良されたなぷぅやCappucinoによるFASSなどSlavaNap系陣営が、ハッシュテーブルではなくstrstr()関数を利用する事で全文検索を行う事で、日本語での検索システムの質を上げた。

また、それに対してOpenNap系陣営のShin1985によるOpenNapDev-JPやTrickのOpenNap日本語検索強化パッチはハッシュテーブルを利用する事に拘り、SlavaNap系に比べてあまり検索精度が上がることは無かった。 OpenNap系は、主に国内最大手のONT2chやNeoShinNETなどの運営者やその協力者が自システムの為に開発していた為、その巨大なユーザーを支えるためにはメモリリソースなどの制約を無視出来なかった為と思われる。

また、斜陽期の2003年頃には、OpenNapをベースにSQLやKAKASIを組み込み日本語検索やあいまい検索に対応したSQLNapなどのシステムも登場したが、斜陽期であった事もあり、殆ど機能が実装されずにプロジェクトは解散した。

OpenNapプロトコル準拠のソフトウェア

サーバソフトウェア

クライアントソフトウェア

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