反回神経
(Nervus laryngeus recurrens から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 06:03 UTC 版)
反回神経(はんかいしんけい、ラテン語: Nervus laryngeus recurrens)は、胸腔内で迷走神経から分枝した神経で、右は鎖骨下動脈、左は大動脈弓(正確には動脈管索)を前方から後方へ回り、気管と食道の間の溝を通って喉頭へ行く[1]。気管には気管枝、食道には食道枝を送る。第6頸椎の高さで終枝である下喉頭神経を分枝し、下咽頭収縮筋を貫いて喉頭筋と喉頭下半分粘膜にも枝を送る。心臓にも下心臓枝を送る[1]。
- ^ a b 解剖実習の手びき 南山堂発行 ISBN 978-4-525-10311-8
- 1 反回神経とは
- 2 反回神経の概要
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