NGC 3992とは? わかりやすく解説

NGC 3992

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/05 03:47 UTC 版)

NGC 3992
画像提供: スローン・デジタル・スカイサーベイ(データリリース14)
星座 おおぐま座
見かけの等級 (mv) 10.60
視直径 7.6 × 4.7
分類 SB(rs)bc
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  11h 57m 35.9645s
赤緯 (Dec, δ) +53° 22 28.958
赤方偏移 0.003491
視線速度 (Rv) 1047 km/s
距離 6,720万 ± 2,320万光年
NGC 3992の位置。
他のカタログでの名称
M109、UGC 6937、PGC 37617、CGCG 269-023、MCG+09-20-044
Template (ノート 解説) ■Project

NGC 3992は、おおぐま座にある棒渦巻銀河である。1781年ピエール・メシャンによって発見された。シャルル・メシエはM99としてメシエカタログの草稿に加えていたが、出版に位置の計算が間に合わず初版には掲載されなかった。後にM109に該当する天体として、M108とともにメシエカタログに加えられた[注 1]ジョン・ハーシェルは「外観は星雲状で微か。径7'x4'。2つの星の間に囲まれている」と記した。テンペルは「最大径1.5'。中心は輝く。ここに明るい3つの星がある」と記した。

距離はおよそ6,720万光年(諸説あり)。実視等級はおよそ10等で、非常に淡い。そのため、小口径の望遠鏡ではシミのようにしか見えず、メシエ天体の中で最も観測の難度が高い天体と言われる。M109の近辺には、伴銀河であるUGC 6923、UGC 6940、UGC 6969が存在する。

1956年3月にIa型超新星SN 1956Aが観測されているが、M109の発見以降観測された超新星はこれのみである。

口径5cmの望遠鏡で見るのは難しい。口径6cmの低倍率でみたという記録がある。サゴは口径8cmで実に微か、口径9.5cmで大きな核が見え、20cmで丸く中心が良く輝くとした。マラスは口径10cmの望遠鏡で見て、「小口径向けの天体だが中心部が見えるだけである。西洋なしの形をしていて、何やらぶつぶつした模様が見えそうである。微星がありその周囲の光が丸く、外側までおよんでいる」としている。

脚注

注釈

  1. NGC 3992がM109として公式に認められている一方で、NGC 3953をM109とみなす見解も存在する。詳細はM109 (天体)

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